造形 12 [エートマンの日記]
今回の造形は、“街路灯”です。
’06年2月20日付けの町村合併により中央市となった
旧東八代郡豊富村は、「シルクの里」のコピーの下、
ずっとしっかり地域興しに取り組んでこられました。
この街路灯も、そうした取り組みの一環で作成されたもので
合併した今でもそのままに、地域を明るく照らしている
(と思われ)のです。
ランプの覆いの部分は、白い大きな繭玉であり、
取り付ける柱の上部には、緑色の桑の葉をかたどった装飾も
付けられていて、結構凝ったつくりです。
その豊富村ばかりでなく、周辺一帯では、かつて養蚕がとても盛んでした。
夏休みの時期などは、子どもも、桑採りや蚕への給桑、上葹作業など
いろんな仕事にかり出され、とてもきつい休みを送ったものです。
しかし、いまは、養蚕農家も激減し、街路灯などにかつてのようすが
しのばれるのみとなっているようです。
2006-07-31 22:10
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0