きその・・・ [川と橋の文化誌]
これは、旧中道橋のコンクリート橋台の解体除去工事の現場です。
バックホーに、ブレーカーのアタッチメントを付けた重機が
作業を始めていました。
写真右手に見える、新しい中道橋が昨年の夏に完成し、供用がはじまったので、
トラス構造の古い中道橋は、解体されることになり、
4月ごろまでに、作業が続けられていました。
しかし、出水期は工事が出来ないなどの理由で、
大半の古いコンクリート橋台が残されたままでいました。
で、いまは渇水期にはいりましたので、再び基礎の解体除去までの
作業が行われるようになったのです。
作業は、2台の、ブレーカー・アタッチメントを付けたバックホー
によって、進められていました。
もうすぐ、古い中道橋は、跡形もなく、消え去ることでしょう。
でも、古い中道橋の南詰めの下流側堤防上にある「那口熊蔵翁顕彰碑」
(写真の中程やや右寄りの石碑のこと)により、
この地に繰り広げられてきた架橋の歴史が、ずっとしのばれると思います。
※これまでの、次の「中道橋」関係記事もご参照ください。
1)「おつかれさま」(2006.2.19)
・解体が始まったばかりの話です。
2)「年度がかわるということ」(2006.4.2)
・すっかり橋桁部がとりはずされたことの記録です。
[補記:画像データおよびリンクなど再整備しました 2023.9.17]
2006-12-23 21:37
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