李さんの講演会 [調査・説明会・講演会・シンポなど]
昨晩(1/30 18:30~)、山梨市の文化講演会に参加してきました。
初めの写真は、講師の李さんとのお付き合いの始まりなど、
経過を交えながらの、中村市長さんのご挨拶です。
で、いよいよ李さん登場です。えっ、以前に比べるとちょっと貫禄が・・・
と、思いませんか。
李映福さんは、四川大学歴史系考古学科助教授。
10年ほど前に、山梨に研修で1年近くおられ、
某機関で山梨の遺跡調査などの実際を真摯に見ていただきました。
その後、母国で、ずっと三峡ダム建設に伴う
遺跡保護のお仕事をされておられ、
本日は、三峡ダム影響地域での
発掘調査の成果などをお話いただく講演会であったのです。
講演は、パワーポイントによる詳細な説明で、
予定された時間は、あっという間に過ぎてしまいました。
この画面は、長江流域の遺跡調査の状況の説明シーンです。
今回の演題は「沈む遺跡 ―中国・三峡ダム建設によって
埋没する遺跡発掘に従事して―」というものでしたが、
終わりの方で、四川省における最近の新発見についても
解説をいただきました。
この写真は、その最たる成果で、金沙遺跡の状況の写真です。
あの有名な三星堆遺跡に匹敵するものなのだそうです。
その金沙遺跡の出土品の美しい金器は、いまや中国の文物分野での
シンボル的な存在になっているとのことでした。
ということで、たくさんの情報を語っていただき、
ご講演の終了後に、ちょっとだけご挨拶もさせていただきましたが、
覚えていていただいて・・・
ああー、また成都にいってみたくなってしまいました。
2007-01-31 04:13
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