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ユリノキ・マップ [公園・史跡]

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 ご存知、県立考古博物館です。
この周辺は、とても自然が豊か・・・。
それも、手放しの自然ではなく、自然と人がさまざまに関わりを
もっていることを知ることができる、とてもいい場所だと思われます。

 一つの形として、もともとあった里山の雑木林の状態と
都市公園として人工的に整備したものが、30年近く経過の中で、
とてもいい感じになっていることがあげられます。

 これまでも、しばしば取り上げてきたユリノキの
最近のようすを眺め、ここの魅力の一端に触れます。

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 考古博物館周辺には、知っている範囲で、こんな形で
ユリノキが分布しています。
もちろん、公園樹として、人の手によって植栽されたものです。

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 いくつかあるユリノキ・スポットのうち、考古博物館に一番近い場所が
これです。この中で、いちだんと高くそびえている木が、
話題の主のユリノキです。

 これだと3本の木があるように見えますが、一番右には、2本が接近してあって、
実際は4本あるのですが・・・

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 そのうちの2本まとまめてを見上げてみました。
大きく枝を伸ばし、これから夏に向かい、心地よい日陰を提供してくれます。

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 いまは、そのユリノキも、花の時期を迎えています。
あまり目立つ色合いではないですが、チューリップツリーの名もあるように、
チューリップの花の形に似た花が咲いています。

 でも、今年は、花の数が少ないかなぁ、と思われました。
花の数が少ないのは、このユリノキだけでなく、ヤマボウシなど
いくつかの木で感じられました。
 単に、公園内の植栽樹の話だけにとどまればいいのですが、
山全体の木にそうした傾向があるとすると、当然、秋の実りが少なくなり、
それに頼っている動物たちは、困ってしまいますし、
冬にエサが足りなくなる問題が顕著になれば、人里に下りてきて
トラブルが多くなったりすることが懸念されます。

 こんなふうに、自然と人の関係の機微を、見せてくれ、
考えさせてくれる場所です。

 お休みの日には、県立考古博物館と周辺の公園散策にお出かけし、
自然と人との繋がりについて、あれこれと思索されてみるのはいかがでしょうか。
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コメント 2

ryu

ユリノキどんな花の匂いなんでしょうか?
PS.県立考古博物館がある曽根丘陵公園にはGPSの電子基準点があります。
私が知っているのは(偶然見つけた…)曽根丘陵公園と、一宮桃の里スポーツ公園にありました。
山梨には、全部で13地点あるそうです。
エート・マンさんも見付けて見て下さい。(^^ゞ
by ryu (2008-11-21 21:46) 

bnvn05

ユリノキは、とても大きくなる木であるため、
花は遠くから望遠レンズで確認したもので、
その花の匂いについては、残念ながら、これまでに確かめてはいません。
GPSの電子基準というのは、まだよく存知ておりませんが、そそられそうな感じがします。
ryuさん、コメントありがとうございました。
by bnvn05 (2008-11-22 23:20) 

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