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鎌田川に架かる万年橋 [川と橋の文化誌]

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 笛吹川右岸堤防で、浅利川の合流が見渡せる辺りに
川のキロポスト(?)がありました。
「海まで約73.1km」とあります。

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 そんな場所から上流方向を眺めました。
右手の白のトラス構造の橋が豊積橋です。
そして左手の、少し下がったところにある青い鉄製の桁が見えるのが
鎌田川に架かる万年橋です。

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 万年橋をもう少し近くで見ました。
この橋は幅員も小さく、南詰めでクランク状になっていて
大型のトラックなどの通行が重なると、しばしば渋滞が起こります。

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 こちらは、万年橋の欄干親柱の一つで、
「昭和三十六年三月竣工」と縦書きのプレートが埋め込まれています。
1961年だから46年ほど経過しているのですね。

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 ずいぶんと長い間頑張ってきた万年橋ですが、
いま少し上流方向に寄って、豊積橋と一直線になるように
架け替えが進められていて、もう下部工はかなりできあがっています。

 この万年橋の架け替え工事の計画の中で、ここを通過する豊富線の送電線も
少しだけ引っ越しをした経過もありますが、
この橋が完成すると、かなり違った景観がうまれてくるのだろうと思われます。
新しくきれいに便利になるのはとてもいいこと。
でも、失われていくものも記録に残していきたいなと思いました。
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