車田の道祖神さん [いのり・信仰]
前回の火の見櫓の足下に、この道祖神さんがお祀りされていました。
どこにもあるように、石積みの上に道祖神さんがお祀りされているのですが、
ここでは特に、木製の丁寧な作りの鳥居と玉垣が設けられ、
それがとても目をひきました。
道祖神さんが祀られている台の上、玉垣の脇に、
小さな鬼瓦がのせられていて、それに“おやなぎ”さんがかけられていました。
それは、反対側にも置かれていました。
鬼瓦は、屋根を意味し、昔からのおやなぎさんのあり方を偲ばせるものか
と想像されました。
お祀りされているものの一つは、この
平板な自然石に「道祖神」と書かれたものです。
それを右斜め後方から見ました。
「明治三十三年八月」の文字が見られました。
そしてもう一つ、男女と思われる神像が浮き彫りにされている石造物です。
こちらが、古くからある道祖神さんで、この地域に広く見られる形です。
2008-08-11 23:59
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