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“みなでん”に行ってきましたよ [博物館・展示会]

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 “みなでん”という、不思議な博物館があるのをご存知ですか。
正式な名前は、南アルプス市文化伝承館というそうです。
不思議な・・・というのは、その名前もさることながら、
まだ正式オープンしていないのだ、ということ。
入口右側に掲げられている看板に「南アルプス市文化財調査事務所」とあるように
難しい、というか、いかめしい肩書きがついている博物館だということ。
でも、入口のバナーに見られるように、やさしい雰囲気を漂わせているということ。
 さて、とあるうわさを聞きつけて、昨日(9/27)、
その“みなでん”に行ってきたのです。

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 こちらが、建物全体の風景ですが、それにしても何ともにぎやか・・・。
それには、秘密があったのです。
(詳細は、続きを読むということで・・・)080927minaden04.jpg

 そうです。
この日、“みなでん”が、とてもにぎやかだったのは、
「縄文王国山梨」の“縄文チャレンジ”というイベントが開かれていたのでした。
 で、こちらは、何をしてるのかなぁ~。
何か、火起こし体験と呼ばれているものでした。

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 ちっさいお子様も、縄文の火起こしにチャレンジしてました。
向こう側では、はいつくばって何してるのか、
のぞき込んでみたら、何か、もうすぐ火が付きそうだということでした。
昔は、火を使うのもたいへんなことだったのですね。

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 縄文にチャレンジといえば、これでしょう・・・。
みたいに、みんな何かつくってますね。

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 どうやら、土偶という土のお人形さんみたいなのをつくっているところでした。
じょうずにできるかな。

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 それからまた縄文といえば・・・
弓で獲物を捕らなければ、食事にありつけませんよォォォー
と、ばかりに、みんな一生懸命(?)弓矢のけいこ。
そばで見ているお母さんは、携帯のカメラでパチリ。

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 いっぱい活躍して、お腹がすいたら、縄文なべ(手前)に、縄文おやき(向こう側)。
お味はどうなのかなぁ?
今回は、見ているで、味を見損ねちゃったのですが、
皆さんの声は、まずまず・・・、みたいでした。

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 お腹を満たして、お次は、お仕事、お仕事。
石で出来た小さな臼みたいな、説明では“石皿”ということでしたが、
それで、近くの林から拾ってきたドングリをつぶして、という縄文チャレンジ。
ここで、驚きなのは、ドングリの皮の部分を使って、あることにチャレンジ。
なんだと思いますか?

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 それは、こちら。
白いハンカチを輪ゴムで、ところどころ、しばって・・・。

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 それをお鍋の中に入れて、ぐつぐつ・・・と。
このお鍋の中には、先ほどのドングリの皮の部分などが入っていて、
それからしみ出てきた成分で、染めを行おうとしていました。
縄文時代の人もこんなふうにして、おしゃれをしてたのかなぁ、
思わず想像が、たのしく駆けめぐりました。

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 色落ちしにくくなるように、魔法のおクスリで、定着させて、
しばった輪ゴムをはずして、水洗いして、広げて干すと、
ほら、いろんな模様が浮き上がって、オリジナル縄文ハンカチのできあがり。

 何か、盛りだくさんで、すべて見切れなかったかもしれませんが、
ともかくいい時間が過ごせた秋の初めの1日でありました。

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 最後に、とてもすごいイベント行っていた“みなでん”ですが、
まだこんなイベントが、この次のお休みにあるようです。
 それにして、たくさんの人が、苦労して、みんなが楽しめる縄文チャレンジを
演出されていたようでした。
関係の皆さま、お疲れさま・・・そんな想いで、“みなでん”を後にしたのでした。
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