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しばむね [これ なあにっ?]

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 青空に、秋草が生えています。
よく見ると小松も混じっているようです。
どこにでもある風景・・・? いえいえ、そうではありません。
草が生えている場所が問題なのです。
では、少し角度を変えて見てみましょう。

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 茅葺きの屋根の棟に、それらの草などは、生えていたのです。

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 昔の民家には、よくこういう光景があったそうです。
屋根の棟に、野芝の生えた土を乗せ、茅葺きの屋根棟を落ち着かせたのだそうです。
春になると、草々が繁茂し、秋になると、ここでみたような景色になるようです。
こうしたやり方を「芝棟」というのだそうですが、素人目には
そんなんで屋根が傷まないだろうか、心配に思ってしまいます。
 実際、高温多湿な地域だと、屋根を腐らせてしまうようで、
比較的冷涼で乾燥気味な地域によく見られたものだそうです。
 今回の事例は、富士河口湖町西湖の野鳥の森公園で見られた
復元民家の芝棟でありました。
屋根の北面には、昨日の降雪がまだ残っていました。


(訂正2012.7.22)
 ながらく「むねしば」としてきましたが、本日「しばむね」に訂正します。
なお、関連の記事、ご参照ください・・・こちらから
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