あなやま・６５（本編）

　予告と本編、何が違う・・・そんなんちがわない・・・じゃない・・・まあまあ・・・。

　さて、穴山線の６５号鉄塔についてです。
遠くから小さく見え、ちらっと見た瞬間、あっ、ねんが！
で、近づいてみたら、へん！

　まず、この付近での、基本的な姿はどうか。
１つ向こう側に見えている穴山線６６号鉄塔にご注目ください。
鉄塔上部に、左右２回線を引っ張っている、それが穴山線です。
その下に、右側に２本、左側に１本、計３本は、江草線の１回線を併架です。
これが基本形です。そして、その６６号鉄塔の手前の６５号鉄塔、変でしょう。

　何が変かというと、左右２回線のうち、それぞれの上の２つの線が、
相互に撚架となっていて、一番下は、普通の耐張型となっているのです。
こんなのがあるんですね。なぜでしょうかね。不思議ですね、送電線の世界は。



　もう一度おさらい・・・。
この部分が、穴山線という送電線です。
鉄塔から右側と左側に腕が３つ伸び、3本一組（これで1回線といいます）
の三相交流を二組（すなわち2回線）支えています。
そのうち、上の２つの腕に取り付く電線をよく見ると、上下に、行ったり来たりする
あやしい線が見られますね。その、あやしさが、撚架（ねんが）という仕組みです。



　別な角度から見た、穴山線６５号鉄塔でした。

コメント 4

私も前に、『穴山線65号鉄塔』の捻架を見付けて近くマデ行って観たんですが、気付きませんでした。
ヨ～ク見ると珍しい捻架ですね♪再度ミテみます。(^^ゞ
ps.4/19前回のコメント
http://bnvn05.269g.net/article/13916820.html#comment
by ryu (2009-10-01 22:34) 

いやー、失礼、しつれい・・・。
大変申し訳ありません。失念していました。
このネタは、ryuさんから、過去にご指摘いただいていたことすっかり忘れてしまいました。お許しください。
ryuさん、コメントありがとうございました。ほんとにどうもすみませんでした。
by エート・マン (2009-10-01 23:06) 

エートマンさん♪全然大丈夫デス。(^^)/
ps.県道616号(島上条宮久保絵見堂線)のカーブ近くにある道から行くと、結構近く迄行けます。
(真直に行くには道が無く、畑なので行けないですが…。)
by ryu (2009-10-02 22:09) 

ryuさん、引き続き、情報をいただきありがとうございました。
いっぱい、感謝であります。<(_ _*)>
by エート・マン (2009-10-02 23:32)