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完成が近づく若彦トンネル [tunnels]

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 雪をいただいた富士山の美しい姿・・・。
でも、今回のお話しは、富士山についての直接的な話題ではありません。
 この写真は、この3連休中に、御坂山地の中の新道峠付近から見たものです。
手前に見える湖は河口湖、そこにポコッと浮かぶ島は、鵜の島といいます。
鵜の島の手前の湖岸地域は、富士河口湖町の大石地区になります。
そこに山側から湖に向かう形で新しい道路が確認できます。
この道路こそが、富士河口湖町大石と笛吹市芦川町上芦川を結ぶ県道富士河口湖芦川線で、
手前の山側の延長には、建設中の若彦トンネルがあります。

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 こちらが、すでに一、二度ふれている若彦トンネルの芦川町側の坑口となります。
来年3月の供用開始との情報でありますが、待ち遠しい気がします。

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 完成間近で、だいぶできあがってきていましたが、
まだトンネルの銘板プレートは付けられていません。
また、前回までに取り上げた1995年完成の新鳥坂トンネルと比べると、
トンネル・ファサードの装飾はずい、ぶん簡素なものになっていますね。
 橋やトンネルには、それぞれに基本的な役割があって作られますが、
建設年代の社会情勢をよく映し込んでいるところがあって、
観察するのに十分なおもしろさがあります。
 お金周りのいい時代には、新鳥坂トンネルのようなものが出来るし、
昨今の厳しい(金回りのよくない)情勢では、さっぱりとしたものになりますね。
 なお、蛇足ながら付け加えますと、とかく「ムダ」という言い方が多くされますが、
ほんとにムダかどうかは、そう簡単に決まらないのではないかなぁ・・・との
つぶやきをここで発しておきたいと思います。
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