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くれつぼ・23 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 クラフトパークのいちばん奥まった、もう公園の外れというところを、
東京電力の送電線、「榑坪(くれつぼ)線」が通過しています。
それでこの送電線鉄塔は、公園からちょっと外れて見た、榑坪線の23号鉄塔です。

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 見る角度を少し変えて、もう一度23号鉄塔です。
こうみると大きくて立派に見えますが、意外に・・・。

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 23号鉄塔の足下は、ネットフェンスに囲まれています。
そのフェンス越しに見たプレートですが、これから榑坪線23号鉄塔は、
大正9年1月に建てられた県内でも一、二の古さに相当する大先輩鉄塔だとわかります。
それと高さは22mと、意外におちびさん、だということもわかります。

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 そんな歴史的な23号鉄塔ですが、いまもしっかりと、
左右2回線の送電線支持を受け持っています。

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 送電線の支持の仕方は、碍子(がいし)を介して腕金から下に吊っている
「懸垂型」というやり方になっています。
碍子の数は5個なので、そんなに高い電圧ではないことがわかります。
100万ボルト設計の西群馬幹線なんかでは、
もっと高規格の碍子がたくさん連なっていますもの。

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 こちらは、1つ北側にあって、番号が若い22号鉄塔です。

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 そしてこちらは南側のお隣さんの24号鉄塔です。
こうして見ると、榑坪線23号鉄塔の前後の鉄塔では、耐張型というスタイルの
送電線の支持の仕方になっていることがわかりますが、
あわせて注目するところは、耐張型は、鉄塔の最上部がとんがり帽子のようになっていることです。
懸垂型はずんぐりになっていて違いがあります。
それによって、遠くからでも、頂部の形で、送電線鉄塔の役割(支え方)
がわかるようになっているのです。


《記事更新メモ》 2019.12.2 画像リンクと記事の一部修正を実施.
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