指定80周年記念特集(2) 憩いの場になってます [公園・史跡]
今日も、銚子塚古墳や丸山塚古墳のある場所に出かけてみました。
この写真は、前回もふれた丸山塚古墳の南側の梅林のようすです。
ウメの花を楽しまれる人影が、三々五々見られました。
何種類ものウメが植えられているので、花の色もさまざまです。
写真では絶対にお伝えできなくて残念ですが、
訪れた方は、花の色だけではなく、ほのかなウメの花の香りも楽しまれています。
カメラを手に、きれいなウメの花を盛んに撮影される姿も見受けられました。
梅林の周囲を囲むように、サンシュユの木も、何本も植えられていて、
その花の黄色が徐々に、濃くはっきりとなってきています。
ウメからサンシュユへと順に盛りが移り変わり、その先にはソメイヨシノや
スモモの白い花も待ち受けています。
早春の花の話ばかりしてますが、もちろん、それだけではありません。
たくさんの遺跡が保存され、山梨の歴史の成り立ちを学んだり、偲んだりするのにも
とてもいいところであります。
さらに・・・。
丸山塚古墳や銚子塚古墳の墳丘斜面の芝を貼った急傾斜面では、
ときどき芝すべりをする子どもたちの姿が見られます。
そして今日は、冬季オリンピックのフィギュアスケートの選手よろしく
スピンの回転軸を90度曲げ、横向きにしたように、
芝の斜面をクルクルと転がる子どもの姿が見られました。
なかなか普段はこんな体験できないですよね。
子どものうちに、こんなことをする時間も必要なのかな、と内心ニコニコしながら
遠くから眺めてみたのであります。
芝すべりや転がって遊ぶなんて、古い時代の偉人のお墓の上で何ごとだ、とか
道徳がなってない、とか、国の史跡の管理としてどうなっているんだ、とか
目くじらを立てられる向きもあるやに思われますが、
こんなふうに、子どもが肌で歴史を伝える場に向かい合えること、
子どもの頃にやっておかなければならない冒険チックな遊び、
やはり必要じゃないですかね、りっぱな大人になるために・・・。
(今回使用した写真は、すべて2010年2月27日に撮影したものです)
2010-02-27 21:42
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