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旧暦・如月の望月には・・・ [月や宇宙・宇宙開発]

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 相変わらず手持ちの300mmズームレンズでお月さま撮ってます。
今晩の満月は、今年2度目の「ブルームーン」
今回の撮影は、F14まで絞り、手持ちで限界のシャッタースピードで撮りました。
このため、冷たくかっちりした写真になり、比べて見れば
前回の「ぷれ・・・」はほんのりサクラ色、対して今晩のは、かすかにブルーです。

 さてさて、このブルームーンは2010年には、1月とこの3月と二度も見られた
ということは、このブログでも何度か書いていますが、次はというと、
2012年の8月31日となることが、「こよみのページ」の計算ページで確認できました。

 それから、今回の記事タイトルですが、予定では「2度目のブルームーン」とか考えてました。
でも、「2度目」というのは、もっと説明を要する感じがしてやめになりました。
変わりに出てきた「旧暦」ですが、今日(2010年3月30日)は旧暦では、2月15日。
それで、2月の古い呼び方は、「きさらぎ」 また満月は、昔風には「望月」
こうした材料がそろうと、西行さんが登場しますよね。

   願わくば 花の本にて 春死なむ  その如月の 望月のころ

 これは西行さんの最期を思う気持ちを詠んだものとして有名で、
このブログでも、2006年2月18日の記事に、一度登場しています。
「死ぬ時期が選べるのだったら、サクラの花が咲いている春がいいなぁ~
 ちょうど旧暦二月の満月が出る時分だろうね~」見ないな気分の歌ですが、
その旧暦の2月の満月のころというのは、ずばり今晩のような状況になります。
実際に西行さんは、建久元年(1190)2月16日に亡くなられたそうですので、
思い通りの人生だったように、ちょっとうらやましく思えます。  では今晩、この辺で・・・。
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