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不動滝at十谷 [川と橋の文化誌]

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 前回の記事の最初の写真の再掲です。
この写真の遠景の富士山とは関係なく、中景の工事現場のことは前回の話で、
問題は近景に橋が見えるでしょう、緩やかな弧を描く橋が・・・。
橋だからその下は川が流れているのですが、その名も清水沢。
川なのだけど、山間を流れるので「沢」です。

 その沢に、滝が見られたのです。
県道407号十谷鬼島線のかたわらに、その滝はありました。

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 先ほどの県道407号に架かる橋は、新不動橋。
ほぼ東西に架かる新不動橋の東詰からでも西詰からでも行けますが、
東詰は例の工事でふさがれているので、西詰から行きます。

 森と空の境界が、画面の左寄りでグッと下がっているところがありますよね。
そこが清水沢による地形でありまして、そちらに向かって遊歩道があります。
画面の右手には、ベンチも見られまして、滝見のためのミニパークになっているのです。

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 緩やかな坂道になっている遊歩道を下っていくと、
やはり清水沢にかかる橋にたどり着きます。その間、徒歩2~3分。

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 この橋の名は、不動橋。
いまは人道橋になっていますが、以前はこちらが県道の本線だったのでありましょう。
いまは新不動橋にその役割を譲って、現役引退? いやいや、まだ現役です。

 実はこの橋、りっぱな滝見橋になっているのです。
長らくお待たせしました。それでは橋の中央から北側に目を向けましょう。

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 眼前に滝壺が展開します。天然の涼デスよぅー。

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 目を上げて勢いよく流れ下るさまに目を見張りました。豪快です。

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 この不動滝は、滝壺から下もまた滝のよう。
不動橋からその全体を見ると、またもや18mmではうまく入らず、
その対角線使用で納めることになりました。雄大です。


 
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