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ユリノキだより2011晩秋 [巨木・記念木・気になる木]

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 県立考古博物館の周辺に広がる曽根丘陵公園、
そこにはいくつかの場所にユリノキが見られます。
上の図は、公園の案内板の写真に、そのユリノキの分布を落とし込んだもので、
その初版は、2007年5月26日の「ユリノキ・マップ」という記事で取り上げています。
今回は少し修正をして再掲してみたもので・・・仮にユリノキマップ2011とします。

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 これは考古博物館の西側の「日本庭園」と称されている空間を西側から、
すなわち考古博物館側に向かってみたものですが、
芝生の広場の向こう側にひときわ背の高い木、それらが皆、ユリノキです。
ちなみに2007年5月の記事の3点目の写真とほぼ同じ方向で見たものです。
 3本に見えますが、実は4本。すでにみな葉を落としてしまっています。
ユリノキマップ2011のAでありました。

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 こちらはユリノキマップ2011のBに当たる木で、木の下からの見上げです。
ここでもほとんど落葉していますね。

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 こちらはユリノキマップ2011のDです。
このDの木は、日当たりが他のに比べよくないせいでしょうか、まだ葉が散り残っています。

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 根元に近い下枝につく葉を一枚ねらってみました。
黄色の色付きをしています。
緑からこの黄色に連続的に変化して、さらに散る間際には、赤味が強くなります。

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 で、Dの木のまわりに散っていた一枚の落ち葉。
先ほどの話のとおり、赤っぽくなってますね。

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 ユリノキの落ち葉、よく見るといっぱい露の水滴を湛えていました。
早朝に見たとしたら、きっと氷の粒、すなわち霜だったと思われますが、
この観察時刻はお昼少し前。真っ白だったであろう霜もこのとおりとなったのです。
それにしても、ユリノキの葉っぱの裏、水滴の表面張力をうまく引き出す仕掛けがあるみたい、
不思議です。

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 さて、今回最後の木は、ユリノキマップ2011のEです。
パッと見には、もう葉が全部落ちてしまったようですが・・・。

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 梢の方には、まだ赤くなった葉がいくつもしがみついていました。

 以上、2011年の「勤労感謝の日」に見たユリノキについてのお便りでした。
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