続々・大輿神社(忘れた頃にまた・・・) [神社まいり]
中央市今福に鎮座する大輿神社について、まだ話題の残りがある・・・。
月が変わってしまう前に片付けておきたいと思います。
なお、忘れるほど前に本編の「大輿神社」と「続・大輿神社」がありました。
今回取り上げるのは、随神門と拝殿の間の空間で、
写真の黄色とピンクの円で示したところにあるものです。
まず拝殿に向かって右手(東側、黄色の円の方)にあるこれです。
道祖神さんでありました。
近世社会において集落の中を通過する道路に沿って祀られた道祖神さんでありましたが、
このように神社の境内中にお祀りされている例をしばしば見かけます。
なんでも御維新の砌、道ばたに神様がおられるのは畏れおおいとして、
神社境内に移し奉る施策が進められた結果だと聞いたことがあります。
さてお次ですが、拝殿に向かって左手(西側、ピンクの方)です。
冨士浅間神社・・・でありました。
石碑1つですが、これでもりっぱなお浅間さんなのです。
富士山の信仰にかかわる遺跡ともいえます。
富士山の世界文化遺産登録を目指す動きがありますが、文化遺産としてのねらいどころに、
富士山にかかわる信仰の歴史文化と、富士山が幾多の芸術文化の根源になっていること
そうした2点だと聞いていますが、この碑で表されているお浅間さんは、
前者にかかわるものであり、世界的に後世に伝えているべき文化遺産と
深く結びつくものかしら・・・と考えさせられた時間がありました。
2011-11-30 22:08
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