永正寺境内の忠魂碑(その2) [忠魂碑の類]
中央市藤巻の永正寺さんの境内に立っていた忠魂碑は、
陸軍大将・鈴木荘六さんの書になるものでありました。
背面を見ると、
昭和八年十一月三日
帝國在郷軍人會
忍村分會
と彫り込まれておりまして、さらにその上部には・・・、
銅板プレートがはめ込まれていて、そこには「日露戦争」で亡くなった方4名、
「満州事変」で1名、「支那事変」で8名、「大東亜戦争」で56名と、
多くの戦没者の氏名が記されていたのです。
こうした銅板での戦没者名を記したのは、『忠魂碑』(在郷軍人會の建碑によるもの)
としては他にあまり例がないと思われ、少し不思議な感覚がありました。
しかし、写真を大きく拡大して点検したところ、銅板プレートの下辺欄外に
「昭和二十七年秋彼岸」の文字が確認でき、後から付けたされたものだとわかりました。
2011-12-09 23:59
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