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元日の米倉山で2013・・・その5;チャノキ [田や畑でスケッチ]

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 チャノキは、中国南西部ないしベトナム~インドあたりを原産とする
ツバキ科ツバキ属の常緑低木です。
わたしたちは、その若い葉を利用し、お茶を楽しみます。
 さて、米倉山では、注意してみると、あちこちにこのチャノキを見ることができます。
その存在の意義は、どこにあったのでしょうか。

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 まあ、特に米倉山に限らったことではないのですが、チャノキは畑の境目や
畑の段差の法面など、ローカルでは「くろ」と呼ばれるような場所に植えられています。

 お茶の葉をスーパーなどで買ってきて、お湯を沸かしてお茶を飲む、
ないしは完全にお茶になったものがペットボトルなどの容器で買え、いつでも飲める・・・。
そんな時代が始まる前は、自給自足的なライフスタイルが基本で、お茶も自家製、
忙しい農作業の合間に、葉を摘み煎じて飲んでいた・・・。
そんな時代があったことをチャノキは黙して語りませんが、そうなんですね。
米倉山でチャノキを見て、持続可能な循環型社会のことを考えてしまいました。
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