旧2月15日に・・・ [はないちもんめ]
花鳥風月、という言葉があります。
自然の巡りが美しく感じられるさまを表した言葉だと思います。
写真は、数日前のものですが、サクラの花とそこにやってきたシジュウカラ。
優しく春風も吹いていました。あと、お月さまですね・・・。
お月さまといえば、今日は旧暦の2月15日ですから、月夜であれば望。
まん丸お月さまが春の夜空に浮かんでいるはずですが、あいにく曇り空でございます。
まあ、すべて望んではならないのかも・・・。
旧暦2月15日は、むかしむかしは「涅槃会」が行われていました。
彼の西行さんは、一生を終わるとしたら、この日がいいと詠っていましたね。
「その如月の望月のころ」と・・・。
如月の望月の頃を、以前は新暦で考え、2月の寒い時期に「花の本」も何もあったものか、
と理解不足で思っていたのですが、旧暦でものを考えてみると、いまは時期は
西行さんがいっているとおりの花の盛りになってきているのですね。
なお、涅槃会とか西行さんの歌のこととかについては、
このブログを始めて4月ほど経ったころに、「めもらんだむ」という記事をのこしていますが、
その中で触れていますが、あわせてどうぞ。
2013-03-26 23:37
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