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大福寺本堂の火炎無し宝珠 [寺院めぐり]

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 今日見た、中央市大鳥居にある真言宗の古刹、大福寺さんの
ご本堂の屋根の宝珠です。火炎装飾はありません。
火災にでも遭ったのか、RCで再建されたご本堂で、
だから火を嫌って火炎無しかな、と想像してしまいました。130412daihukuji02.jpg

 ちょうど、お訪ねをした時間帯、ご本堂では法事が営まれていたので、
静寂を乱さぬよう近寄ることをやめました。
で、お寺の入り口付近にでていた説明板により、大福寺がどんなお寺さんなのかを確認です。

 これによると昭和48(1973)年に、有縁の篤志家の寄付により現在の本堂がなった
ということは確認できましたが、その前はどうだったのかという情報は不明のままです。

 さて、説明板のはじめの方に出てきますが、このお寺は「浅利与一義成公」の菩提寺で、
現在、寺に伝わる仏像群は、平安時代にさかのぼるとされていますが、
平安時代に起こった勢力を背景に、浅利氏が勃興したのは、いわゆる平末鎌初。
そんな雰囲気を伝えるお寺さんでありました。

 はじめの写真にある大福寺さんの寺紋は、丸に扇ですが、浅利与一といえば
弓の名人、
弓といえば当時の的は、扇ですよ。

 そんな浅利与一のことは、このブログも2008年11月11日の記事で取り上げています。
よろしければご参照ください。 --->こちらから

 なお、この記事のタイトルの「火炎無し宝珠」というのは、エートマンの造語です。
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