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尾白川渓谷 [川と橋の文化誌]

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 駒ヶ岳神社のお話は終わったのですが、そこで用いた案内板に再び登場願いまして
尾白川渓谷の話題であります。
赤枠で示した竹宇の駒ヶ岳神社の脇を富士川の支流の釜無川の
そのまた支流の1つである尾白川が流れています。

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 駒ヶ岳神社を通ってゆく甲斐駒への登山道(黒戸尾根)を少し進むと
吊り橋が現れます。尾白川を渡るのです。
吊り橋のたもとに看板がありまして・・・。

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 「名水百選」「白州・尾白川」とありました。
そう、これから渡る吊り橋の下を流れる尾白川は、名水百選に選ばれているのだということです。
 ちなみに尾白川の読み方(読ませ方)は、「おじらがわ」です。
子どもの頃は、というか大人になってからもずっと、[おじろがわ]だと思っていました。
ネイティブの人々がどう呼称しているのかということは大事で、
そういう意味で難読地名として扱ってもよいかもしれません。

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 ともかく、尾白川を渡る吊り橋、甲斐駒ヶ岳に続く登山道であります。
右手に「定員5名」の表示もあって、揺れて怖い???・・・いや、そうでもなかった、です。
ただ幅がそう広くないので、すれ違いは少し怖いなと思いました。
多くの場合、譲り合って交互に渡っていましたが、例外のケースもありまして(汗)。

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 吊り橋の手前左手に、小さくですが平成22年3月にできた旨の表示もありました。
意外と最近のことで少々驚きましたが、以前のものの架け替えがなされたということでしょう、きっと。

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 渡りながら吊り橋の真ん中辺りで上流側を見ました。
この日は天気があまりよくなく、霞んでいますが、あの方向が甲斐駒の山頂方向なんですね。

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 エートマンは甲斐駒登山に行ったのではないので、吊り橋を渡ったところで
U-ターンして、また渡って戻ることに・・・。

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 吊り橋の中程で、今度は尾白川の流れていく末の方を眺めました。
この左手の森の中に、これまで見てきた駒ヶ岳神社があるのでありました。

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 さらに駒ヶ岳神社を経過して登山道兼参道を戻っていくと、来たときにはあまり気付かなかった
  (かなりいい加減な歩き方、関心のゆくものにはじっくりと目を配るのですが、
    そうでないものは目に入らず・・・です。困ったものです)
売店がありました。
登山者の方やこの周辺でキャンプをする人などの利用があるようです。

 以上、尾白川のスケッチでありました。
今年の夏は、雨が少なく、名水百選の尾白川でさえ枯れてしまうかも・・・、
そんな想いが浮かんだために現地調査に出かけ、おまけに駒ヶ岳神社もお参りしてきた
という辺りがホントのところでありました。
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