トビス峠 [難読地名・珍しい地名]
連休を利用して檜峰神社を訪ねました。
檜峰さんは、これまで何度か訪れているので そのお参りの記は後にして
鳥居前から始まる釈迦ヶ岳登山道の1つをたどることにした、その話題から・・・。
檜峰神社からゆっくりと山道を上がると、約30分ほどで ここ「トビス峠」に着きます。
今回の話題のカテゴリは、珍しい地名で、峠の名の
「トビス」っていったい何? です。
ご覧のようにこのトビス峠には、いくつかの道案内票があって、
檜峰神社側から見て、右手をたどると大栃山に至り、左の尾根道をたどると
神座山から釈迦ヶ岳に登ることができる・・・のです。
この画面の左端の道標をよく見ると・・・。
「(鳶巣峠)」の表記が確認できました。
なぁ~んだ、鳶巣かぁ・・・。
ということで、トビスは漢字で表すと鳶巣、きっとトビの巣が多くみられるところ
と先人は認識してこの名を付けたのでしょうね。 そういえば、檜峰神社は、県指定天然記念物のコノハズク生息地となっており、
仏法僧と聞きなしされる鳥が長らくブッポウソウだと信じられてきた中で、
この檜峰神社境内で初めて、仏法僧と鳴くのはコノハズクであることが確認された
そんな由緒がある場所。
その近くに鳶巣峠がある、これは鳥たちと人の関わりが深い縁があったことの
あらわれといえるでしょうか。
2015-05-05 08:01
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