南都屋根瓦ざんまい(4) [見てきたよ]
あらためて大仏殿の周囲を囲う回廊です。東側回廊の中ほどに門がついていました。
今回はこの回廊の門の屋根瓦を観察です。
切り妻の屋根で、妻入りとなっています。切り妻の屋根の端にそって、降棟が見られます。
門に向かって右手の降り棟の先端部を見ました。背後に大仏殿本体が見えています。
降棟の先端の鬼瓦の前に、留め蓋瓦が見られます。ちょっと怖くて、ちょっと
ユーモラスな首を持ったスッポンのような飾りのある留め蓋です。
妻の部分に並ぶ軒丸瓦ですが、中央の梵字を囲んで「大仏殿回廊」の5つの文字が
配されていました。
大仏殿本体には本体の、回廊には回廊の瓦が焼かれて乗せられていることがわかりました。
2015-11-12 18:49
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