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保川に架かる万年橋(続き) [川と橋の文化誌]

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 保川に架かる万年橋から、保川の下流側を見ました。
前回の記事の最初の航空写真でわかるように、保川はこの先、屈曲して流れ下り、もう少し下流で
本流の早川に注ぎ込んでいきます。
 この画面で見える川の畔には、「やまめピア」というレジャー施設があります。いまは季節はずれ
のためか、人の姿はあまり見られませんでしたが・・・。

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 で、下流側からのぞき込んだ万年橋の全景、鋼製桁橋の状況がつかめました。
そして、その橋桁には、さび加工がされた独特の色合いがありました。

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 「あれがないかな?」と身をのり出してみると、ありましたよ、ありました。
山梨県が架橋主体で、1997年3月の設計、1994年版の道路示方書にもとづく、B活荷重という
区分の橋であることが確認できました。

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 今度は、万年橋の上から上流側を見渡したところです。南アルプスの山々に入り込んだ谷の
ずっと先に源流があります。ここから見る川の水は、清く澄んだものでした。

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 上流側南詰近くの欄干のプレートで、「平成10年12月竣工」とありました。

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 保川に架かる万年橋についての、最後のカットですが、南詰の上流側からみた橋の全景です。
保川の河床の荒々しさと、そこに架かる橋のどうどうとした風情が対照的に感じられました。(完)

*参考)山梨県内で見られる万年橋、地名表にまとめてあります。こちらから・・・
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