SSブログ

最近手にする2つの本のこと [エートマン的kokoro]

170513books.jpg
 右側は、岩波新書(新赤版)1514 の『縮小都市の挑戦』で、著者は矢作 弘氏。2014年11月20日初版です。一方、左側のものは、文春文庫479 の『10年後の日本』で、『日本の論点』編集部が編集し、執筆者には岡田仁志ほかが名を連ねています。2005年11月20日初版の第7刷(2006年2月)です。

 『10年後・・・』は、そのカバーに「消費税二桁化、団塊世代の大量定年、学力衰退、500万人のフリーター、年金崩壊、熟年離婚ラッシュ。『日本の論点』編集部が豊富なデータを駆使し、47項目の社会問題を取り上げ、その未来をやさしく簡潔に解説」とあります。
 『縮小都市・・・』には、カバーに「急激な人口減少と産業の衰退のために世界中の都市が「縮小」し、時に破綻している。しかしそこには空き屋や荒廃地、廃校といった不良資産化した「空き」を再活用し「小さく、賢く、成長する」ための挑戦も存在した。破綻からの再生を目指すデトロイトとトリノの試みからその具体策を学び、日本が進むべき道を導き出す。」とあります。

 『10年後・・・』の刊行から既に12年が経とうとしていて、『縮小都市・・・』からも3年になろうとしています。前者は、国内の様々な現代的課題について掘り下げ、後者は、国際的な動向に照らしながら日本における方向性を考えています。
 まったくリンクして編まれた本ではないものの、出てくる用語や概念、分析の手法とそこから導き出す在り方についてなど、ともて相通じるところが多く、同時並行で拾い読みしています。古くて新しい・・・。(どちらも最近ブッコでゲット、併せて216円也)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0