何てふ? 6 [見てきたよ]
モンキチョウ シロチョウ科モンキチョウ亜科
タンポポの花の蜜を吸っているところです。
越冬態は幼虫とされているので、この春に
暖かくなってから蛹化し、羽化したのでしょうか。
〔2006.4.17 中央市極楽寺の鎌田川畔にて〕
ベニシジミ シジミチョウ科ベニシジミ亜科
シジミチョウの仲間のなかでは、やや大きめの蝶です。
こちらも、幼虫で冬越しするとされています。
幼虫の食草は、タデ科のスイバやギシギシなどだそうです。
この幼虫のことでしょうか、蓼食う虫も好きずきといわれるのは・・・
〔2006.4.17 中央市乙黒の鎌田川畔にて〕
庭の花木 2 [はないちもんめ]
ハナミズキ ミズキ科ミズキ属
北アメリカ東部から南部原産のミズキ科の落葉小高木です。
『エンカルタ』によると「1912年(明治45)に日本が
アメリカにサクラの苗木を寄贈した返礼として、
1915年(大正4)に日本へおくられた樹木」だそうです。
春の花も楽しめますが、秋の紅葉や赤い実もうつくしく、
庭木や街路樹への利用が多くなされるようになっています。
小さな花のかたまりのまわりに4つの総包葉(*注)がつきますが、
この4まいの総包葉は、花びらと誤解されることが多いようです。
よく「アメリカハナミズキ」といいかたをしますが、
これは最近の呼び方で、初めは日本原産のヤマボウシに
似ていたことから、アメリカヤマボウシとよばれていたようです。
1970年(昭和45)ごろから数多くの園芸品種がもちこまれ、
ハナミズキとよばれるようになり、最近はさらにていねいに
アメリカハナミズキとよばれるということでしょうか。
また英名では dogwood すなわち「犬の木」というようですが、
これはこの木の樹皮を煎じた汁を犬の皮膚病の治療に
つかったことからおこった名称だとされています。
*注)そうほうよう.総包片ともいう.葉が花弁のように変化したもの.
〔2006.4.16 家の庭にて 参考:web版エンカルタ〕