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造形 12 [エートマンの日記]

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 今回の造形は、“街路灯”です。

 ’06年2月20日付けの町村合併により中央市となった
旧東八代郡豊富村は、「シルクの里」のコピーの下、
ずっとしっかり地域興しに取り組んでこられました。

 この街路灯も、そうした取り組みの一環で作成されたもので
合併した今でもそのままに、地域を明るく照らしている
(と思われ)のです。

 ランプの覆いの部分は、白い大きな繭玉であり、
取り付ける柱の上部には、緑色の桑の葉をかたどった装飾も
付けられていて、結構凝ったつくりです。

 その豊富村ばかりでなく、周辺一帯では、かつて養蚕がとても盛んでした。
夏休みの時期などは、子どもも、桑採りや蚕への給桑、上葹作業など
いろんな仕事にかり出され、とてもきつい休みを送ったものです。
しかし、いまは、養蚕農家も激減し、街路灯などにかつてのようすが
しのばれるのみとなっているようです。
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なつぞらのもと [エートマンの日記]

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 今日、気象庁から「梅雨明けしたと見られる」との発表がありましたね。
やぁー、長い梅雨でした。
各地で、豪雨による災害がひどく、そんな梅雨が明け
いよいよ夏まっさかり。

 夏空の下、つなぐNPOによるツアー北杜市高根町編が行われました。
標高650m超の高原も、この夏はじめての
夏の日差しの中で、だいぶ暑かったけど、吹く風はさわやか・・・
山本勘助など“風林火山”にちなんだツアーに多くの参加者があり、
集合・解散場所のクラインガルテンでは、トウモロコシをいただいたり、
おいしい冷や麦をいただいたり、みなさん、しあわせな時間を過ごせたのでは
と感じられました。
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よすい? [エートマンの日記]

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 今朝の通勤途上で見た「天竜南線」です。
一番手前が47番鉄塔、その先に48・49と続いて
さらに先はかすんでいました。

 そういえば、このごろ“送電線”のHPが、凍り付いたままです。
原因は、こころにゆとりがないこと・・・
送電線見て“うっとり”とする時間が、なかなか・・・ね。

 それはそうと、この写真少し右に傾いていませんか・・・

 う~ん、やはりそう見えるか、それはひょっとしたら余酔のせいかしら・・・

 余酔って何?

 ほら、地震のときの余震みたいなやつ。昨晩、駅前で、本震じゃなくて
本酔があったのさ・・・それはそれは、とてもとても、いい時間でした・・・

 そんなこといって、例の“竹でつくる水鉄砲”のイベント、うまくいったの?

 いったさぁ~。ぼろぼろだったけど、60あまり用意した竹が
すべてソールド・アウトしちゃいましたよ。
作り終わると、みんな、池の水で、しゅっしゅこ、しゅっしゅこ、やって、
即席の悪ガキ大会になってしまいました。

 明日は?

 明日も仕事だぞい。クラインガルテンで、会いましょう・・・
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まだみたい [エートマンの日記]

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 一昨日、昨日と続けて晴れ間が見られました。
この時期、晴れると、とても暑くなります。

 白い積乱雲と青い空のコントラストが、うれしく感じられます。
あぁ、積乱雲の下で、三つ峠は、見えなくなっていますね。

 こんなにいい天気なので、もう梅雨明け? なんて思いがちですが
まだまだのようです。

 明日(7/29)は、昔ながらの、竹で水鉄砲をつくって遊ぶ
イベントを行う予定ですが、雨とかいわれ、
ちょっとね・・・という感じです。
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よくあそべ・・・ [エートマン的kokoro]

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 この写真は、きちんとした釈明がないと
不審者が、子どもをねらっているのでは・・・と誤解されそう。

 前々回前回と同じ大田和地区での光景です。
後ろ姿の自転車の女の子たちは、川遊びを終えて、
帰りに向かい始めたところのようです。
 目一杯の望遠で得た画像なんで、ずっと遠くのことですが、
カメラを向けた理由は、右側の女の子が、自転車の
ハンドル持つ手に、なんと網を持っていたから・・・
何か、魚でも追っかけに来たのでしょうか。

 まだ、家に閉じこもってない子がいた・・・

 前々回の諏訪神社の記事に書こうと思っていたことですが、
神社の境内には、それなりの遊具が整備されていましたが、
子どもの姿は、ずっと絶えて久しい雰囲気を持っていました。

 子どもを巻き込んだ すさまじい事件が続いているので
そんなところで遊んじゃだめよ・・・っていう感じがします。

 そんな想いがあったので、こちらの画像のように
子どもがお外で遊んでいた景色に接すると、祈らずにはおられません。

 オン・カカカビ・サンマ・エイ・ソワカ
南無、地蔵大菩薩、子らを護り給え・・・
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のどかに・・・ [季節の話題]

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 梅雨空が盆地の空を、ふたをしたように、覆っています。
お陰で周囲の山があまり見えないため、
なんだか大陸にいるみたいな、広がりを感じてしまいます。

 写真は、昨日(7/24)に彷徨った中央市の大田和地区の光景です。

 緑の水田がずっと、のどかに広がり、その向こうに身延線のバンクが
画面右手の笛吹川に向かって徐々に高さを増していきます。
その画面のやや左手に3両編成の下り(甲府行き)普通列車が走り、
右端には東電の市川大門線41号鉄塔がしずかに建っています。

 ここは、いまはとても平和だと、しみじみ感じられました。
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すわっ 2 [神社まいり]

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 前回の「すわっ」は6月15日、なので40日ぶりの「すわっ」です。

 今回のは、中央市(旧田富町)の大田和地区に鎮座するお諏訪さまです。

 何で「諏訪神社」のことを記事にするのにタイトルが「すわっ」なんでしょうか。
とくに深い意味はありません。またシリーズ化するとも明確にはいえません。
「すわっ」の“すわ”は、感嘆詞の“すわ”で、
「それっ」という語感の雅語的表現だと辞書にはありましたが・・・

 さて、話を本題に戻して、画像左手に見える諏訪神社の石柱の
背面には、
次のようなことが書かれていました(意訳しています)。

    大田和地域東部東花輪との境界には、昔から当地域を水害から守る為に
    延々四百mに及ぶ霞堤が存在したが、昭和43年の圃場整備事業の際に、
    既に河川改修等が進められた結果不要となった堤を除去し
    廃された堤防の敷地は圃場に組み込まれ、現在のようになった
    その際、堤を永年管理した代償として地代の配分を受けたが、
    その全額が神社の拝殿新築などに当てることとされ、工事が実施された
    諸神の守護に依り氏子一同の安泰を永遠たれと祈念する
      昭和61年10月吉日 氏子一同

 この地は、昔から水害にさいなまれてきた土地なんですね。

 水害といえば、この数日、梅雨末期の豪雨による土砂崩れなどが各地で発生し
多くの災害をもたらしていると報道が繰り返されていますが、
『角川地名大辞典』の「〔近世〕大田和村」の項によりますと、
当地も、江戸時代初期の慶長14(1609)年に、たいへんな水害に襲われ、
当時、11人いた百姓のうち、9人までが屋敷とともに流失してしまい、
壊滅的な打撃を受けたとのことです。

 この3年後に笛吹川に堤防を整備し、また近隣から村人を集めたりして
村が再興された、という歴史があったことが、確認されます。

 お諏訪さまは、戦の神さまで、この神様が祀られているということは
中世には、きっと地域をリードした武士層がいたんだろうとも想像されますが
現在の神社の石柱の銘文などから、甲府盆地で最も標高が低いところの
一つに当たる当地の過去がしのばれました。

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 蛇足ですが、こちらの神社の本殿は、石造で、覆い屋はありません。

 もともと露座の祠のみの諏訪神社であったと思われますが、
圃場整備事業の中で発生した地代をどう使うか議論を重ね、
結論として“地域を水害から守る”役割を負わされたお諏訪さまに
拝殿を新築するとは、まだまだ地域の力があるなぁ・・・
と、思うことしきりでした。

 さらに下世話な話で恐縮ですが、それから20年経った現在、
同様な課題があったとして、同様な結論になるのかしら・・・
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いずの・・・ [ぶんぶん文芸]

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 まだ梅雨明けしないけど、世の中は、もはや夏休みモード。
あ~あ、海とか行きたいな・・・
昨日は、休みだったけど、忙しく終わっちゃたし、
今日は日曜だけど、仕事なんです。

 そんなんで、以前の伊豆の海の画像(03.3.24撮影)でも眺めて見ますです。

    箱根路を 吾が超え来れば 伊豆の海や

            沖の小島に 波の寄るみゆ  (源実朝)

 急に文学講座になりますが、作者の実朝(1192~1219)は
鎌倉幕府の第3代将軍であるとともに、歌人としても知られています。
鎌倉幕府の創設者、頼朝と妻・政子の間に次男として生まれ、
源氏の血統が自己で絶えることを予見していたといわれ、
現に、27歳の若さで、鶴岡八幡宮の境内で、甥の公暁により命を絶たれます。
 しかし、短い生涯に、宮廷文化に強く傾倒し、すぐれた和歌を多く残しています。
その歌風は、現実感の深い情感豊かなもので、
万葉集のそれに似たところが注目され、万葉調歌人とも評されているのです。

 ・・・と、この夏休みはこんな感じで終わってしまうのでしょうか???
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のべおくり [悲しみの記憶]

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 甲府市古府中町にある「甲府市斎場」です。
今日は、一族の中に、鬼籍に移られた方があって、
野辺の送りをしたのです。

 とても個人的な話ですみません、大丈夫です、ご心配なく・・・

 その方の新しいお名前は廓然院妙光日節大姉。合掌。
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きねんに 2 [忘れないように]

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 前回の続きのような話ですが・・・

 7/19の晩に、とある著名な文化人を囲んで昔話する会がありまして・・・
上の画像は、その2次会のようすをお伝えする超ワイドパノラマです。

 さて、その会場はというと、画面の上の方に見られる“のれん”に
「おにぎり・・・みそ汁」とあるように、
おにぎりやみそ汁を名物とする居酒屋(?)です・・・いや、でした。
名前を「野道」といいます、訂正・・・いいました。

 今回、お店が30年近くの歴史に幕を下ろすとのことで、別れを惜しみながらも、
まったく勝手な会話に花を咲かせている面々です。

 でも、実にいろんなことがありました。何といっても、ここで忘れられないのは
“きりんさん”ですかね。
そのお立場も存じ上げず、そちらの会話に割り込んで文句をいったのが
“きりんさん”とお近づきになった初めで、
その後はしばしば意気投合し、ラインダンスをしたりなど、よく盛り上がったものです。
その“きりんさん”も卒業後はとんとお顔を拝見することなく、
接点であった「野道」もなくなってしまうとは、さびしい限りです。

 そんなこんなで、閉店の記念に、前から気にかけていた額をいただいたのですが、
今回の画像の右側上方にその一部が黒っぽく写っているものです。

 なお、昨日の記事で、「以前に、話題にしたかと・・・」としていますが、
あらためてチェックしたところ、写真を用意しただけで、記事までは
書いていないことが判明しました。この部分は事実誤認でした。すんません。
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