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いずの・・・ [ぶんぶん文芸]

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 まだ梅雨明けしないけど、世の中は、もはや夏休みモード。
あ~あ、海とか行きたいな・・・
昨日は、休みだったけど、忙しく終わっちゃたし、
今日は日曜だけど、仕事なんです。

 そんなんで、以前の伊豆の海の画像(03.3.24撮影)でも眺めて見ますです。

    箱根路を 吾が超え来れば 伊豆の海や

            沖の小島に 波の寄るみゆ  (源実朝)

 急に文学講座になりますが、作者の実朝(1192~1219)は
鎌倉幕府の第3代将軍であるとともに、歌人としても知られています。
鎌倉幕府の創設者、頼朝と妻・政子の間に次男として生まれ、
源氏の血統が自己で絶えることを予見していたといわれ、
現に、27歳の若さで、鶴岡八幡宮の境内で、甥の公暁により命を絶たれます。
 しかし、短い生涯に、宮廷文化に強く傾倒し、すぐれた和歌を多く残しています。
その歌風は、現実感の深い情感豊かなもので、
万葉集のそれに似たところが注目され、万葉調歌人とも評されているのです。

 ・・・と、この夏休みはこんな感じで終わってしまうのでしょうか???
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