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みちしるべ [これ なあにっ?]

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 甲斐市赤坂台総合公園(ドラゴンパーク)の脇の道沿いに
お祀りされている石碑が、目につきました。

 左右に馬頭観音を配した、中央の石碑に、特に注目です。
左手の小さなのは、馬頭観音の名号だけを刻字した大正期のもの。
右手は、年号など判読できないものの、形からして江戸末くらいかなぁ。
 それで、真ん中は何でしょう。
自然石の碑の上半に「庚申塔」と刻まれ、
下半は、右○○、左○○の内容を持つ、道しるべになっています。

 で、いつ頃のものでしょうか。おそらくは、18世紀後半以降かと・・・
結局、道しるべ部分に手がかりがありました。
それは、「右 登美村」とあることから判明したもので、
「登美村」は、明治8年から同22年まで存在した、
この場所より、少し北側(現地から見て右手)に
あった行政地名だと読み取れます。
このことから、明治時代の前半代につくられたのではないかと
考えられるのです。
思ったより新しいかな・・・。
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