きはらにて 三星院古墳 [地域の小さな歴史]
10月23日の夕暮れ時に、中央市木原地内を訪ねました。
お目当ての一つは、この写真の中央のこんもりした森、
すなわち、三星院古墳群の主墳です。
古墳群といっても、いま明確にそれと分かるのは、この古墳だけなので、
この古墳のことを三星院古墳と呼ぶこともあるようです。
とても注目すべき古墳だと認識されていますが、
何分、考古学的な調査は、まだ十分及んでなく、謎めいたところがあって、
それが魅力なんですが・・・
古墳の近くの道ばたには、菊の花が、堅いつぼみをゆるめて
美しく咲き始めていました。
千有余年の歴史を秘める古墳と路傍の菊の花の取り合わせ、
なんとものどかで、超現実的な時間が流れました。
し、しかしです。一夜明けた昨日(10/24)のローカルニュースでは
この中央市木原において、熊があらわれ、高年の女性に体当たりし、
軽いけがを負わせ、そのまま逃げ去ったというではありませんか。
とりあえず、当方は熊さんとの遭遇の機会はなかったのですが、
まあ、たいへんな状況だなと思わずにはいられません・・・現実は。
《追記》画像リンクおよび記事タイトルの調整をしました。2018年1月8日