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旧中道橋の解体 [川と橋の文化誌]

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 こちらは、本日(2/13)の旧中道橋解体現場です。
昨年2月ごろまでは、この写真中央あたりに鉄橋本体が存在しました。

 地表に露出している部分のコンクリート橋脚の撤去は、もう終わり
現在は、右岸側の橋台や橋脚基礎の解体作業が続けられています。

 ここで、橋の解体経過を振り返ってみたいと思います。

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 旧中道橋の上部構造が解体されはじめた2006年2月18日の写真です。
夕暮れ時だったため、色はよくないのは目をつむっていただき、
鉄骨製ワーレントラスの旧橋の面影が残るほぼ最後の景色です。
 この上部構造は3月までにはほぼ解体が終わり、
4月には姿が消えてしまったことを、
2006年4月2日の記事で書いています。

 その後、出水期は河川区域では一切の土木工事は行えない規定から、
工事は中断した後、昨年の末から再開されたのです。
工事再開のことは、2006年12月23日の記事に書きとめています。

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 それで、こちらは上の写真とほぼ同じ場所の1月9日の状況です。
左岸側にまだコンクリート橋脚が残っていました。

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 こちらは、少し左岸下流側から見た本日の現場状況です。
これで分かるように、いまは天候もよく、
工事はだいぶ進捗しているようです。
 間もなくこの左岸側で、地中深くまでの、橋脚や橋台の抜き取りが終わると、
旧橋は、現地では、いっさいその存在を残さなくなってしまいます。

 なので、そのようすを目に焼き付け、古い歴史をもった
旧の中道橋のことを記憶にとどめたいと考えます。


[補記:画像データの再設定およびカテゴリの修正を行いました 2023.10.15]
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