造形 23+ [橋と川の文化誌]
富士川支流の笛吹川の支流の、さらにその支流の浅川の、
また支流に当たる四ツ沢川に架かる、
笛吹市八代町岡に所在する四ツ沢川橋です。
金川地区第二農免道路と呼ばれる農道の橋で、
ニールセンローゼ橋という構造形式の下路アーチ鋼橋です。
ニールセンローゼ橋というのは、アーチ部材と桁材の間に
斜めに張ったケーブルを配置しているのが、大きな特徴です。
岡銚子塚古墳などがある「ふるさと公園」の一角に当たり、
2001年に完成していますが、この橋から東側の道路に
まだ未整備区間があるらしく、正式な供用はされていません。
この日、初めて通りましたが、大型車はまだブロックされています。
この橋の下を流れる四ツ沢川も、砂防公園として
整備されていて、その状況は、「造形22」の記事で
紹介したとおりです。