お口直しに・・・ [エートマンの日記]
昨日の「川に想う」は、ちょっときつかったなぁ~
と、ひとりごちまして、お口直しに、あの五明川の脇で見た
むかし懐かしい光景をとりあげます。
そうです。麦畑です。
bnvn05の家でも、1960年代の終わり頃まで、小麦を中心に
水田の裏作として、少々作付けしていたと記憶していますが
こんな光景を見ながら、長い時間の経過が頭をよぎりました。
空き地でゴムボールで三角ベースか何かしていて、
そのボールがそれて麦畑に飛び込む・・・
穂がちくちくしたりするのを恐れながら、とうとい存在のボールを探し回る・・・
近所の年寄りが「だめだ、だめだ、麦がころんじもうじゃんかぁ」としかる・・・
♪誰かさんと、誰かさんが、麦畑~♪
なんてのを、ずっと大きくなって聞いたとき、
ちがうなぁ・・・と思ったものです。
某博物館の展示模型で、上半身裸で麦刈りに従事する昔の農民の姿を見たときも
やはり、ちがうなぁ・・・と思いましたが。
実際の麦畑を見て、いろいろなことを思うひとときを持った
4月の終わり近くでした。
麦と一口にいっても、大まかに、オオムギとコムギがあり、
オオムギは米と一緒にたいて、麦ご飯としていただきます。
要するに粒餌ですね。たいして、コムギは粉にひいて、粉餌となります。
うどんとか、ほうとう、おだら、おすいとん、うすやき・・・
ここで栽培されているのは、どっちなんでしょうか。
現地でしっかり確認しなかったので、画像だけはよく分かりませんが、
写真をよく見ると、今の時期、白い小さな花が咲いていることがわかります。
川に想う 7 [橋と川の文化誌]
南アルプス市大師を流れる五明川です。
付近は、甲府盆地の南西部で、盆地の底でももっとも標高の低い場所の一つです。
このため、こうした中小の河川が幾筋も流れていて、それらは次第にまとまり、
富士川(釜無川)へと注いでいきます。
この場所を訪ねたのは、昨日(4/28)のことですが、
さて、どうしてこの川をたずねたのか、気になりませんか。
この場所にさそってくれたのは、赤と白に塗り分けられた送電線鉄塔でした。
鉄塔の話は、別にすることにしまして、ともかく川の話です。
1枚目の写真やこの2枚目の写真を注意してご覧になると
何かしらの河川工事が行われているらしいことがわかりますね。
いったいどのような工事なのか、気にしていましたら、
たいへんご丁寧な説明板がありました。
それによると、いまこの五明川で進められているのは、
「メダカの住む川」への変身工事なんだということです。
説明板の左側には、そもそもメダカってどんな魚なのか、詳細に語っていて、
説明板右側では、そうしたメダカが住める環境作りのために
連柴柵工だとか、割石積みの水制工だとかの計画が説明されています。
そしてその説明の内容どおりに着々と工事が進められているのです。
工事の完成した暁には、メダカがすいすい泳ぐきれいな川が・・・
でも・・・そんなうまいぐあいにいくのでしょうか、
・・・ということが、今回の話の主題です。
しかし、この先は、ちょっとちょっとのお写真など
使用しての主張となりますので、「続きを読む」機能を使います。
鬱な人や現実的に考えたくないオプティミストは読まれないことを
お勧めします。
思いを果たしました [エートマンの日記]
今日は、ここに行ってきました。
まさに“日ごろ、思ひつつること果たし侍りぬ”の心境です。
ここって、どこでしょうか。
地形模型の写真ですが、その中央にある表示がその場所です。
だいぶ写真を縮めているのでわかりにくいですが、
「森林科学館」と読めるでしょうか。
そうです、山梨県立県民の森の中にあるそれなんです。
昨年の10月10日(火)に訪問したのですが、昔の「体育の日」は
ハッピーマンデー政策のために、この日はその翌日で休館だったのです。
そのことは、「きゅうかん・・・」という記事に書いていますので、
お暇なら見てくださいね。
実は、出るときに外観写真撮ろう、先ずは中を見ようと
いそいそと入館し、何度も館内をめぐって楽しんでいると、
そとは急に土砂降りの雨。
外観写真どころではなくなってしまいました。
(外観写真は、「きゅうかん・・・」の記事の中に、その時のものがあります)
南アの朝夕 [甲斐の山々]
今日は、朝からよく晴れて、甲府盆地からの南アルプスも
とてもきれいに見えました(8:18)。
このところの冷え込みから、やや雪が増えたようにも見えます。
天気は夕方までもち、夕焼けに浮かぶ南アルプスのシルエットも
とてもきれいに見えました(18:23)。
きれいな夕焼けは、明日も天気がよいということ・・・なんて
思っていたのですが、19:30分頃見上げた夜空に浮かぶ
月齢10ほどの月がぼんやりかすんでいまして、
こんなふうに月がかすむってことは天気は下り坂・・・?
どうでもいいことに一喜一憂(というほどでもないか・・・)でした。
“田舎のお店”と“お町のお店” [エートマン的kokoro]
初めに、あらためてお断りしておきますが、
このブログで“田舎”もしくは“いなか”という言葉を使用する場合、
見下すような意味はまったく持ち合わせず、
ローカルの固有の味わいがある地域という程度に使用しています。
で、これは田舎のお店の外観の一部です。
またこちらは、お町のお店の外観の一部です。
この対比は、初めから意図したものではなく、
たまたま収穫した画像を眺めている中でうまれたお話です。
田舎には田舎の味があり、お町にはお町の味があります。
田舎のお店は、塩・たばこなど、以前専売品と呼ばれるようなものも
含めて扱う、いわゆる雑貨店で、また、お町のお店は、洋品店でした。
ここでそれぞれの画像の一部を拡大して、再び対比してみます。
こちらが田舎のお店のクローズアップ画像で
店先を飾る花瓶にいけられた花が、里でも自然領域に近いところに見られる
ヤグルマソウやヤマブキであるところに、とても“らしさ”を感じます。
また武田信玄像と思しきフィギュアも見られます。
一方、こちらはお町の洋品店のウィンドウ・デコレーションです。
バニーガール風のフィギュアやらミッキーマウスやらが、
さりげなくウィンドウを飾っています。
写真では分からないですが、けっこう動くオブジェも見られました。
それぞれが、それぞれでいいということのお話ですが、
それぞれのクローズアップ画像の左端を見くらべて見てください。
何か同じような置物があるのがわかりますか。
それぞれ、前を通りかかる人の目を引くのに、
それぞれの持ち味を出している中で、ちょっとした共通項があったりして
おもしろいなぁ~と、感じた次第です。
このブログで“田舎”もしくは“いなか”という言葉を使用する場合、
見下すような意味はまったく持ち合わせず、
ローカルの固有の味わいがある地域という程度に使用しています。
で、これは田舎のお店の外観の一部です。
またこちらは、お町のお店の外観の一部です。
この対比は、初めから意図したものではなく、
たまたま収穫した画像を眺めている中でうまれたお話です。
田舎には田舎の味があり、お町にはお町の味があります。
田舎のお店は、塩・たばこなど、以前専売品と呼ばれるようなものも
含めて扱う、いわゆる雑貨店で、また、お町のお店は、洋品店でした。
ここでそれぞれの画像の一部を拡大して、再び対比してみます。
こちらが田舎のお店のクローズアップ画像で
店先を飾る花瓶にいけられた花が、里でも自然領域に近いところに見られる
ヤグルマソウやヤマブキであるところに、とても“らしさ”を感じます。
また武田信玄像と思しきフィギュアも見られます。
一方、こちらはお町の洋品店のウィンドウ・デコレーションです。
バニーガール風のフィギュアやらミッキーマウスやらが、
さりげなくウィンドウを飾っています。
写真では分からないですが、けっこう動くオブジェも見られました。
それぞれが、それぞれでいいということのお話ですが、
それぞれのクローズアップ画像の左端を見くらべて見てください。
何か同じような置物があるのがわかりますか。
それぞれ、前を通りかかる人の目を引くのに、
それぞれの持ち味を出している中で、ちょっとした共通項があったりして
おもしろいなぁ~と、感じた次第です。
雲が切れて・・・ [エートマンの日記]
このところ、曇りがちで、おまけに今日はお昼近くまで雨模様でした。
しかし、お仕事を終えて、建物の外に出たときには、
雲が切れて、広がり始めた夜空にぽっかり
ご覧のような半月が浮かんでいました。月齢は約8です。
春のお里歩き [エートマンの日記]
先日(4/21)、歩き回った春の田舎(当地の方には失礼!)を紹介します。
土蔵の壁に、チューリップがよく映えていました。
標高が比較的高いので、周辺には、まだモモの花も残っていました。
モモ畑越しに、わずかに広済寺の庫裏の赤い屋根がのぞいています。
そして広済寺の山門。赤いチューリップと微妙な取り合わせです。
ここは、春とばかりいってはいられない・・・
鯉のぼりが折からの強めの風にたなびいている・・・
もう初夏の息吹が感じられる光景です。
ここは、笛吹市八代町の奈良原の里、
古い歴史とやさしい光が満ちていました。
またまた風林火山がらみで・・・ [エートマンの日記]
『風林火山@博物館めぐり』というWEBページのご紹介です。
何かページの作り方に類似点が・・・(何故か・・・)
これは、県内の博物館施設のネットワークの中で、
実行委員会が構成され、共同で情報発信していくものと
趣旨説明のページがついていましたが、
カウンターが示す閲覧状況は、とてもささやか・・・
まだほとんど認知されていないらしい
(「らしい」とは何だなんていわないでね)
ので、ここで盛大にPRしてしまいます。
ご用とお急ぎでないかたも、ある方も見てやってくんなまし・・・
それから・・・すでにお気付きの方もいらっしゃるようですが、
当ブログの姉妹編への「えーと何だっけ?! リンク」のデザインを変えまして、
新たな連携ページ(『bnvn情報室』)も現れました。
そちらもご覧くだされば幸いです。
大河ドラマ風林火山を見て・・・ [エートマンの日記]
今晩に放映された大河ドラマ「風林火山」の第16回で
諏訪頼重が甲府の東光寺に幽閉の後、自害する場面がありました。
これを見て、どうしてもふれておきたかったのが
東光寺境内の頼重の墓です。
先日、ある方とこのお墓のことを話したことがあり、
「あそこから見える富士山が印象的だ」と話したのですが、
その方は、墓は印象深いが、富士山はどうだったか・・・
というような会話でありました。
それはそのままになっていたのですが、今晩、急に確認したくなって、
以前撮っておいた画像を探し当てた次第です。
(2点とも 2005年12月10日の撮影です。)
風林火山といえば・・・ [エートマンの日記]
これですよ、これっ!!!
風林火山シリーズのフィギュアです。
箱入りで税込み525円。
武田信玄や上杉謙信、そして山本勘助など9種類プラス1(お楽しみ?版)の
10種類があって、箱の外からでは何が出てくるか分からないという企画です。
こういうのって、見ると気になって仕方がない質なので、
さっそく500円玉1つと10円玉2こ、5円玉1こを握りしめて
買いに行きました。
で、結果はというと、真田昌幸が出てきました。
パチパチパチ・・・です。
箱を選びながら、まわりに人がいるのも忘れ、
「北条以外だったらなんでもいいな~」とか言ってしまい、
言ってからちょっとあわてていました。
もし、北条勢の間者がいたらたいへんなことになってしまいますもの。
でも、なぜ「北条以外」と口走ったか分かりますか・・・
北条氏のフィギュアは“北条早雲”で、風林火山とは
はなれているな、と思ったからです。
このブログをご覧の皆さまもお一ついかがですか。
どこで買えるかと言いますと、私の場合は、
県立博物館のミュージアムショップでありました。
500円玉1つと10円玉2こ、5円玉1こを握りしめて・・・
なんてケチなこと言わないで、10個まとめて買われる方もおられるそうです。
それは10点のシリーズが重複無く揃っている大箱なのです。
お金持ちの人は、そちらを・・・、そうでない方は
500円玉1つと10円玉2こ、5円玉1こを握りしめて
県立博物館のミュージアムショップにいきましょう!!!