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ばとうさん070510 [いのり・信仰]

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 こちらは、見てのとおりの馬頭観音さまです。
でも、単に“見てのとおり”ではなく、けっこう丁寧な表現がなされています。
造立されたのは、嘉永年間なので、江戸時代ももう終わり近く、
黒船がやってくるような時代の馬頭さまなんです。

 これがお祀りされている場所は、先日(5/10)の
「ちょうさです・・・6」の記事の中で、調査委員の皆さんが
かたまってのぞき込んでいる石仏群の中なのでありました。

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 馬頭さんは、ある意味で交通の経路に沿って置かれるもの・・・
こうした道祖神さんが、あわせて見られても不思議はありません。

 この道祖神さんや馬頭さんがお祀りされていた道筋は、
勝山城が経営されていた歴史とどう結びつくのでしょうか・・・
というようなきちんとした現地調査もやってるんですよ、ちゃぁんと・・・

チンチンチン、パー [鉄道・電気機関車]

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 これも10日の調査に関係した話題ですが、
写真は、大月駅と河口湖駅を結ぶ富士急行線の、
大月9時44分発の河口湖行き普通列車です。

 羽根子大橋を見ていたら時間が無くなってきたので、
大急ぎで車を約束の場所に向けて、進み始めたら
すぐに、数分間、通せんぼされてしまいました。
でも、ただイライラしているわけにはいきません。
“これもチャンスだ”的にシャッターを切った次第です。

 その後の、調査でも、県指定史跡勝山城跡にかかる
歴史的な情報について様々に検討を進める課題の最中、
現地調査と併行して、ホオノキの花が咲き始めたのに小躍りしたり、
ツボスミレオトシブミの落とし物を見つけてはほくそ笑んだり、
ハナイカダの不思議に心を引かれたり・・・
そんなんでよいのでしょうか。心配になりますよねぇ、ったく・・・

 あっ、タイトルへんですよねぇ。
これはむかし、うちの子が、この富士急行線の電車の踏切が好きで、
“電車を見に行こう”という言葉がまだいえないので、盛んに
「チンチンチン、パー」と・・・
前半は、踏切の警報音。後半は電車の警笛なのですが・・・
それが、つい冒頭の画像に重なってきてしまいました。

《注》今回の記事の中の特定の言葉に設定してあるリンクは
   よくあるCMのリンクではなく、関係記事を参照して
   いただくためのものとなっています。
     269g事務局様、すみません、この記事では、
   CM止めさせていただきます。

橋巡礼070510・羽根子大橋 [川と橋の文化誌]

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 5月10日の勝山城跡関連調査の日、少し早めに出て、
調査スタートの前に、見てきました。
羽根子大橋です。

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 橋の欄干には、ウメとウグイスをデザインした透かし彫り造形が
重厚感のある橋の中で軽快な感じで、印象的でした。

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 羽根子大橋の橋下は、桂川の流れとなっています。

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 川の流れに覆い被さるように茂る樹木に、ヤマフジが取りついていて
花が見頃となっていました。


《追記》画像リンクおよび記事タイトルを調整しました。2018年1月5日