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石和花火大会・・・ [エートマンの日記]

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 今日も残暑が厳しく、日没後も暑さに辟易する状態でした。
今日くらいになって、電力需要に供給が追いつかない心配があり、
一層の節電が必要とのことが聞かれるようになりました。
 そんなわけで、20時近くに、外に涼を求めてでました。
で、遠くで打ち上げ花火の音がしました。
そうだ、今日は、石和の花火大会・・・
あの、四ツ沢川大橋からよく見えるのでは・・・と足を伸ばすと・・・

 写真は、四ツ沢川大橋の東詰から見た石和の夜景です。
この夜景の中に、1時間あまり、趣向を凝らした花火が打ち上げられたのですが・・・

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ひのみちゃん (その3) [火の見櫓]

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 いつもこの『えーと何だっけ?!』にご訪問いただいている
oberisukuさんのブログに、このところ、興味深い火の見櫓の記事が
続いていて、とてもひかれるものがありました。
 まあ、当ブログでも、これまで、2回ほど火の見櫓のことを
書いていますので、あらたなシリーズ化をめざす・・・というのでないですが、
今後、気まぐれに見た火の見櫓で、おやっ、というようなものがあった折には、
親しみを込めて「ひのみちゃん」というタイトルで、
紹介していきます。

 今回のは、甲州市勝沼町山地区の、「山東」という信号のある交差点の
すぐ近くに見られた火の見櫓です。
何が、どんなんだ・・・と思われ、且つ時間のある方は「続き」にて
お楽しみください。

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残暑お見舞い [エートマンの日記]

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 このところ、残暑がきびしく、各地で「猛暑日」となる日が続いています。
そこで、謹んで残暑お見舞い申し上げます。

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 やけて弱った芝生を養生するスプリンクラーです。
冷たい水滴が目の中に飛び込んできて、涼をプレゼントしてくれます。

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 しかし、青空高くわき上がった入道雲にも、
ススキの穂を風が渡るのにも、秋のシグナルがともっています。
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なぜだろう・・・道祖神 [エートマンの日記]

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 写真の右端は、その形からして「道祖神」と思われます。
笛吹市御坂町二ノ宮の美和神社境内の状況です。
 道祖神は、「道路の悪霊を防いで行人を守護する神」(広辞苑第3版)とされ、
集落内の辻にある道祖神場や村境などに祀られるのが一般的と認識していました。
しかし、甲府盆地には、神社境内の一角に、それがおかれている例が
相当数あるように思います。
これってだれか既に注目して研究されているのでしょうか。
夏休みの自由研究ネタになりそうだな・・・
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古稀の・・・ [神社まいり]

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 いきなりタイトルが「古稀の・・・」ときて、どこぞの神社が現れましたが、
この神社は、甲斐国二ノ宮の美和神社さんです。
参道の中央にそびえる逸物は、“お百度石”と思われます。
そして拝殿の手前の右に阿形の、左に吽形の、一対の狛犬さん・・・

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 こちらは、阿形の方の狛犬さんです。

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 で、こちらは、吽形の狛犬さんです。

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 吽形の狛犬さんの台座の銘文の一部です。
右の方から「昭和十二年八月」の文字が読み取っていただけるでしょうか。
1937年の8月ですから、今年でまるく70歳。古稀です。

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躑躅ヶ崎にて [エートマンの日記]

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 お盆です。お盆を記念して(?)いつもよりワイドな写真を見てください。
武田三代の居館であった躑躅ヶ崎館の跡は、大河ドラマ「風林火山」の
影響もあって、夏の暑い盛りでも、人の波は絶えませんでした。
 でも当時の正面玄関口だった東側の大手前にまわると
人影も途絶えて静かなものでした。
その静けさの中に、ハスの花が咲き乱れていたものですから、
心が洗われるような気分になったものです。
そのハスの花のディティールは、別ブロで・・・

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 先の写真をもって武田三代のお館の跡といってもわかりにくいですが、
こちらがポピュラーな武田神社の参道。
よく知られたように大正時代に、武田信玄に追贈があったことを記念し、
武田神社は今のような形に整備されましたが、
この写真の入口も、土塁を切り開いて新たな参道として整えられたもの。
これをもって戦国時代の武田の館の姿を偲ぶことは、ますます無理な話・・・。

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 武田の頃の館の姿については、現在残されている土塁や堀のほか
これまで長年に亘って続けられている発掘調査で、いろいろなことが
わかってきているようです。
 当時の大手口に当たるところに、この写真のような説明板が見られました。
発掘調査の成果をわかりやすく説明してくれていますが、
あの武田のお館のことを多くの人に知らしめるにしては、
ベニヤ板にコンピュータ出力を貼り付けたのでは、
意とするところは理解できますが、少しさびしいかな・・・

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 武田の築城術の特色ともいわれる三日月堀が、地下に眠っている・・・

 ハスの花は、この航空写真の右上の隅あたりの場所に見られます・・・
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将軍の石灯籠 再び・・・ [エートマンの日記]

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 8月のお盆がきました。今回は、ちょっぴりとそれにふさわしいお話です。
先日(8/12)に、笛吹市一宮町末木にある慈眼寺さんをたずねました。
目的は、文化財を紹介するデータとして、お寺さんの外観写真を
撮らせていただくためでした。

 写真の左側の建物が、ご本堂、右手の茅葺き屋根が庫裏で、
このほか本堂前の鐘楼門もあわせ、すべて重要文化財の建造物です。
なので、こんな感じで、何カットかパチパチとさせていただきました。

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 慈眼寺の貴重な建造物もさることながら、興味は、次に本堂前の
一対のいかめしい石灯籠に集まりました。
後で、この形の石灯籠の問題にお詳しい伊藤友己さんのお仕事により
次のように確認できました。

 ご本堂に向かって右手は、氏の一連の調査による通し番号では507番で、
正徳2年(1712)に上野国沼田藩主本多遠江守正武が、文昭院さまの御霊前に、
向かって左手のものは、同じく508番で、
正徳6年に但馬国出石藩主の仙石越前守政明が、有章院さまの御霊前に、
それぞれ献灯された、戦前までは東京芝の増上寺境内にあったもの
だということであります。

 あっ、文昭院は徳川6代将軍家宣に、有章院は次の7代将軍家継に
贈られた院号ですね。

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 こうした将軍さまに奉献された石灯籠のことは、
6月2日の「九代将軍の・・・」ということで、ふれていますが
大まかな位置づけについては、そちらも参照してみてください。

 ここで、少しだけ注目したいことがあります。
6月の記事の笛吹市八代町岡の善国寺の場合の石灯籠は、
一通り揃ったよう見られる形で移築奉納されていますが、
ここ、慈眼寺さんの場合は、火袋がちょっと・・・です。

 実は、2基とも、1つの竿を半分に切って、切り口面を上にして、
火袋の代わりとしているのです。
 火袋は、灯籠して、灯りが点される部分で、中がくりぬかれているので、
構造的に弱く、壊れやすいのです。このため、複雑な移動経路の中で、
多くの火袋はこわれて使い物にならなくなったものも数多かったと見られ、
こうした現象が、起きているのだと考えられます。
 半分に切断した竿の部材の中はくりぬいてはなく、正面に四角、
右側に日輪、左側に月輪を掘り出しているだけなのです。
当然、本来の火袋の、言い換えれば灯籠としての役割は
なさないのではないかと思われますが、信仰を表す形としての問題であり、
そんなことは、現代においては無用なのでしょう。

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 竿(さお)とか、火袋(ひぶくろ)とか、石灯籠の部分名称については、
この写真でご確認ください。

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 笠には、例の“丸に三つ葉葵”紋が、
「この紋所が、目に入らぬか」的に、印刻されているのですが、
注意しないとそのままいってしまいそうな歴史の流れと、
誰が決めたともない深い因縁が感じられました。
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橋巡礼070810 [橋と川の文化誌]

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 山梨市牧丘町の山間地に近年完成した琴川ダムのダム湖「乙女湖」に架かる
「乙女湖大橋」で、杣口側から乙女高原方面を見たところです。

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 同じ方向ですが、反対車線側からです。

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 橋を渡りながら、ダムサイトを見ました。

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 今度は、乙女高原側から杣口方向を見ます。
上路橋の幅員は、山岳道路としての課題にあわせ、微妙に変化しています。

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 この乙女湖大橋は、平成14年6月に竣工したコンクリート橋で、
阪神淡路大地震を受けて大幅に見直された構造物の強度確保の流れの中で、
こうしたコンクリート橋に多く採用されてきている“ラーメン橋”という
構造形式を採っています。
1つのコンクリート造の橋脚と、やはりコンクリート造の橋桁が一体となるところが、
ラーメン橋の大きな特徴ですが、アルファベットの「T」に形が似ることから、
Tラーメン橋とも呼ばれています。
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平和な夏の夕暮れ [さんせっとorとわいらいと]

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 8月も、あれよあれよという間に、中旬になってしまいました。
もうすぐお盆が来ますね。そして60何回目かの終戦の日も・・・
この時期、新聞やテレビなどで、戦争に関わるテーマのことが
よくとりあげられていますが、日常はとても平和で、
当方もまったりと、平和ボケしています。

 だから・・・居直って平和を満喫したいと思います。
写真は、8月11日の日没近く(17:55)。
入道雲の向こうに沈む太陽があり、ちょっと不思議な光景が見られました。
軍用機がとばない(見た目では・・・)空に、自然の演出、平和です。

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 日本の象徴ともいえる富士山。
ちょっぴり赤富士に見える瞬間がおわり、
しずかにしずかに、夜を迎えています(18:30)。

 戦争末期に、日本の空爆のために、この山を目指した爆撃機が・・・
そうしたことも歴史の中にとけ込んでいて、
ただただ日の本一のお山は、静かに暮れていきます。

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 こちらは、甲斐駒。やはり18:30。

 明日も、いやいや日付が変わったので今日もというべきですが、
きっと晴れて暑い日になることでしょう。

 夏の一日の終わりと、新しい一日の始まりに、感謝の意を込め、
平和な夏の夕暮れのスケッチをアップします。
(写真は、3点とも、昭和町西条地内から)
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乙女湖を見ながら・・・ [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 昨日、「乙女高原に行ってきました」と軽いノリで記事を書きましたが、
乙女高原に行く途中、山梨県が進めた治水事業の一環として出来上がった
琴川ダムとそれによる人造湖の「乙女湖」も見てきました。

 この琴川ダムでは、昨年(2006)の10月16日に試験湛水が始まり、
湛水開始から274日目の先月(7月)17日に“常時満水位”に達したそうですが、
ダムの概要や湛水経過については、次のページが参考になります。

■ダム建設概要等 http://www.pref.yamanashi.jp/doboku/damu-hskg/
■湛水状況 http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/damu-hrkt/03053796077.html

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 さて、その乙女湖の側らを、前回も触れた東京電力の「西群馬幹線」が
通過し、その鉄塔群の一部が湖面に映り、逆さ送電線が見られました。

 今日になって、昨日撮影に画像をチェックしながら、ネットのニースなど見ていたら、

  柏崎市長「影響ない首都圏に違和感」 地震の原発停止で

という見出しの配信記事(2007年08月11日10時19分のasahi.com)に目がとまりました。

 記事の主旨は、

  昨日(8/10)、新潟県中越沖地震が起き、大きな揺れのため運転停止した   東京電力の柏崎刈羽原発をかかえている柏崎市の会田洋市長さんが、   原発からの送電停止の結果、首都圏の電力に影響が出るだろうと考えたが、現実には   何も影響を受けていないことを上京の折に感じ、そのことに非常に違和感を持った、

と述べられたというものでした。

 柏崎市は、地震が起こる前は、首都圏への電力供給の最大基地として
迷惑施設である7基の原発をかかえ、
被災後は、甚大な被害についてのさまざまな対応に苦しむなかで、
首都圏は、これまでと変わらない生活を享受している現実に対し、
一定の反発を吐露したものと、その報文は解説を加えており、
会田市長の「節電に努めるなど、被災地の痛みを分かち合うところが
あってもいいのではないか」と対応を求めた、結んでいました。

 やはり送電線を見ている視線の先に、うきうきしたものがあってはいけない・・・
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