遺跡説明会がありました・・・ [調査・説明会・講演会・シンポなど]
今日から9月です。あの8月は、もう行ってしまいました。
さて、初めの写真は、2003年12月2日に撮影したもので、
南アルプス市野牛島地内から中部横断道の高架越しに、
初冬の富士山を見ています。
今日は、峡北方面に足を伸ばし、どこかできれいな富士山が見られたら・・・
ということで出発したのはいいのですが、全体的に雲が多めで、
富士山はダメそうだな・・・とのことに。
あっ、そうだ。今日は、遺跡の現地説明会が開催されるとテレビでいってたなぁ、
いまからでは、開始時間には間に合わないが、なんとかなるかも・・・
(動機が不純ですみません・・・)
こちらがその遺跡の説明会場です。
もう大勢の方が集まって、説明はスタートしていました。
あわてて、受付をさせていただき、集団のおしりの方につきました。
こちらは、遺跡の全体のようすを別な方向から見たもので、
6カットの写真を合成した超広角写真となっています。
遺跡は、「野牛島・西ノ久保遺跡」といい、縄文時代から中世に至るまで
断続的に土地利用された痕跡を伝えるもので、南アルプス市教育委員会さんと
山梨文化財研究所さんが、調査を担当してこられ、
その成果を本日、現地で公開されたということです。
目の前に、掘り出された奈良時代とかの住居の跡などを見ることができ、
とても幸せな気分に浸りました。
関係のみなさま、お疲れ様でした・・・、そして見学の機会をいただき
厚く感謝申し上げます。
なお、内容が盛りだくさんで、その後の計画もあったので、
途中で失礼をしてしまいましたが、あとで説明会資料をじっくり拝見したところ、
あんな出土品やこんな資料も出ていたんだぁ、もうちょっと粘れば見られたのになぁ・・・
と、せっかちな性格がもたらしたドジに、後悔の念しきりでした。