どんどんやき 2008 [まつり・行事]
今年も、わが集落のどんどん焼きをご紹介します。
初めは、小正月祭り行事のメインの道祖神さんです。
なお、次の過去記事もよろしければご覧ください。
* どんどんやき(2006)
・キーワードは、小正月・どんどん焼き・繭玉(おめーだま)・おぶっく
** どんどんやき 2007
・キーワードは、道祖神場・お神酒・ワラ・松飾り・習字・繭玉だんご
今年は、風もなく、集落の真ん中で火をたくにはよい条件となりました。
夕方6時過ぎに、ワラに火が入り、集まった集落の老若男女は
繭玉だんごを焼いたり・・・
子どもは、書き初めの習字を、字がうまくなるようにとの願いを込め
火に投げ入れます。
火を扱う祭りなので、今では地域の消防団の方の管理の下に進められます。
この火に当たり、よく体を温めると、一年間じょうぶでいられる・・・
そんなふうに伝えられてきていますが、火の周りで、
体を温めながら、話も弾んでいました。
火に当たりながら語らうというのは、「他の動物にはできないこと・・・」
ということをどこかで聞いたことがありますが、どんど焼きは正にそんな感じです。
なお、ワラ灰は、翌朝、消防の役員が片付けるのですが、
昔は、翌朝にこの灰を競争で持ち帰り、家の周りにまいて
厄除け・虫除けを祈ったという話も、
火に当たりながら年配から聞くことができました。
灰をこたつにいれ、火伏せを祈ったとも聞いたことがあります。