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そこで見た不思議なものは何・・・ [神社まいり]

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 先日(3/9)、鰍沢町箱原にある浅間神社さんを訪ね、お参りしました。

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 参道の石段を上がり、拝殿の前まで進み、
そこでおやっと思ったことがあります。
それは、ふつう、拝殿の真後ろに本殿があるはずなのに、
そうではなくて、拝殿の右側の一段高い場所に本殿(たぶん)があるのです。

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 こちらは、本殿に正対した状況です。
それまで本殿と思っていたのは、実は本殿の覆い屋で、
その覆い屋の中に、こぢんまりとした、御神輿みたいな感じのする
本殿がありました。

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 さて、タイトルにある「不思議なもの」とは、拝殿の位置が変わっている
ということではなくて、この拝殿から本殿に向かう石段のところにあるのです。
石段の左右に一対の石灯籠が奉納されていますが、
このうちの向かって左の石灯籠の下の方にそれはありました。

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 大きさは、それほど大きくはありません。
実測はしてないですが、およそ30~40cmほどの高さです。
狛犬かな、とも思いましたが、だいぶ様子が違っています。
子どものいたずらか、とも思いましたが、石でできた年代物の感じがします。
お顔の中程から右半分がモルタルによる後補となっていたため、
現場での観察では、頭は全部、最近の作り物だと思ったりしたのですが、
家に帰ってから写真をじっくり見ると、頭の左側半分弱は、オリジナルであり、
モルタルによる後補は、かなりまじめに行われているということがわかりました。
で、いったいこれは、何なのでしょうか。
ちょっと見に、『もののけ姫』に出てくる森の妖精“こだま(木霊)”に似ているな・・・
ほかにこれまで見たことがない、とても気になる存在といえます。

 どなたか、これがどういうものか、おわかりの方は、お教えください、お願いします。