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とーはく点描 [博物館・展示会]

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 前回に引き続き、東京国立博物館の見たままをご紹介です。
まずは、本館の屋根の棟の西端の鬼瓦です。
「薬師寺展」にも鬼瓦が展示されていましたが、
こちらは昭和の甍の現役鬼瓦です。
その目には、どんなものが映ってきたのでしょうか。

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 本館から平成館につながるパスの、ポスター展示コーナーです。

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 そのパスの中程に、休憩コーナーがあり、
外の自然も眺めながら、一休みできるところですが、
わかりやすい催し物案内が掲示してあったり、
全体におしゃれです。

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 そのまま平成館1階に進むと、日本の考古学を紹介する展示室に・・・。
展示品には、撮影可能なものもありました。
古墳時代のコーナーで、ちょっと目がとまったものです。
これって大工さんが使うノミ(鑿)です。
1000数百年を経ても変わらないものがあるのですね。
出土地は、中央市の王塚古墳のようです。
ちょっとびっくりでした。

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 こちらは、約百年前にできた表慶館。
ながらく考古資料などが展示されてきましたが、昨年(2007)から
教育普及事業を専門とする「みどりのライオン」に生まれ変わっていました。

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 内部にはいると、今日は、○○小学校○年生、△△中学校△年生など
利用を事前に申し込んでいる学校のスケジュールが出ていました。
日替わりでこうした対応をされているなんて、
“とうはく”のイメージも変わりますね。

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 実際に行われていた体験メニューです。
歴史的な鏡の裏面の模様、一つひとつの模様構成要素を理解し、
自分なりに組み合わせて、オリジナル鏡をデザインしよう・・・というもので、
スタンプとなっている要素を、鏡をかたどった紙に押していきます。
このときは、大人の方々がとりこになっていました。

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 最後に2000年に新装なった法隆寺館のロビーで、
光が変化して、悠久の時を感じさせてくれる瞬間にシャッターが反応しました。