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下り高速バス甲府線の車窓から [エートマンの日記]

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 新宿から高速バスでお帰りの際、車窓から見たものを
ランダムにメモります。
 まずは、首都高の効果を支える構造。
この構造についての計算、どんなふうになっているのでしょうか。
気になっているうちに、バスはどんどん日の沈む方向を目指して進みます。
車窓にカメラを向けようにも、ほとんど逆光でだめそう。
そうこうしているうちにウツラ、ウツラしてしましました。

 で、ふっと、目覚めると、寝ぼけ眼に飛び込んできたものは・・・

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 もうここは、山梨。最初の町は上野原市。
そして写っているのは八ツ沢発電所。
東京電力の歴史的な水力発電所です。

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 お次は、これも歴史的な駒橋発電所です。

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 発電所ばかりが見えるのではありません。
こちらは中初狩、富士山が見えています。
えっ、どこにって。
向こうのお山の鞍部にうっすら見えているのですが、
画像として固定することはできませんでした。

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 東京電力葛野川線の送電線です。
ずっと北の方の山中の地下につくられた大水力発電所でつくられた電力を
新山梨変電所まで50万ボルトの高圧送電をしているのです。

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 バスは順調に西へ・・・
おや、ブルーサンダーだ、と思った時は、
もうシャッターチャンスを逸していました。
ブルーサンダーさん、きょうもお疲れさま、と見送りました。

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 こちらは、笹子駅。
駅前の広場に、サクラが満開。
画面のほぼ中央に、中央線笹子トンネル開削の記念碑が建っているのが
確認できました。
この石碑は、以前は、甲府駅前にあり、さらに舞鶴城公園内に移設されていましたが、
平成の同公園大改修にともなって、こちらに再移転されたのです。

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 続いて見えてきたのは、JRの専用送電施設の大月変電所です。
中央線の電化に伴って整備された、これまた今となっては、
歴史的な意味合いのあるものです。

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 中央自動車道ももうまもなく笹子トンネルに入るところで、
車窓からたくさんの送電線が山の中に集まっていくのが確認されました。
手前の山影で、直接は見えませんが、あの山中に新山梨変電所があります。

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 笹子トンネルを抜けて甲府盆地にはいると、
すこし空が広がったせいか、明るさが増しました。
日没がせまっていますが、弱くなった西日を受け、
釈迦堂遺跡博物館が輝いて見えました。

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 そして笛吹市一宮町周辺。
折から、モモの花が満開。とてもきれいでした。この写真では十分伝わりませんが・・・

 この後は、荷物をチェックしたりして、もう降りる支度。
この日(4/15)の東京国立博物館の薬師寺展の見学の旅はお終いです。