王塚古墳、花盛り・・・ [公園・史跡]
中央市高部にある王塚古墳です。
南側からの全景で、こうして見ると、円墳で、
西側(向かって左側)に低くしっぽが付いているような
いちおう前方後円墳です。
“いちおう”は失礼ですね。実は、とてもすごい古墳なのです。
その“すごい”についてふれるには、ちょっとエネルギーがたりませんので、
そこで今、見られる花々を紹介します。
はじめは、八重桜。
善し悪しは別にして、墳丘上には、近年多くの桜が植えられています。
種類もいくつかあるようで、ソメイヨシノなどは、もう終わっていて、
いまは、本数は少ないものの、八重桜が見頃となっていました。
墳丘上に立って、足下に注意してびっくりです。
濃い色のスミレが、群がって咲いていました。
他に、写真になるほどにはいかなかったですが、草木瓜も見られました。
墳丘の北側の周溝が存在すると見られる農地には、
一面にイヌナズナが広がり、黄色く彩られていました。
この数日間、曇りがちで、遠くの南アルプスも雲の中でした。
ここは、とても見晴らしがよく、天気のよい日には、
南アルプスだけでなく、八ヶ岳や甲府盆地一帯が眺め渡すことができるところです。
そうそう、古墳のまわりには、モモ畑も多く、
もう10日ほど早ければ、桜や桃の花も楽しめたことでしょう。