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夫婦木神社 [神社まいり]

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 5月7日の金桜神社詣での直前に、もう一つ近くの神社にお参りしました。
それは、夫婦木神社です。
 以前から、この神社があることは承知していたのですが、
今回が初めてのお参りとなりました。
 一人300円也の拝観料をお支払いし、本殿までお参りしたのですが、
その時に頂いた由緒をしたためたしおりを読み、
それまで「めおとぎ-じんじゃ」と勝手に思いこんでいたのが、
実は「みょうとぎ-じんじゃ」なんだと、ちょっとばかり物知りになりました。

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 参道を上がっていくと、ここでも傾斜地にある神社ならではの石垣積みが見られましたが、
江戸時代くらいまでさかのぼると見られる古い石垣が注目されました。
でも、拝殿近くにまで、参り進んでいくと、そちらの方は石積みの用材に
ドリルの痕がいくつも明瞭に見られるので、
いったいこの神社は・・・と、不思議に思ってしまいました。

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 こちらが、拝殿前の景観です。
この写真に写っている部分は、比較的新しい造成だと感じられました。
 拝殿の後ろには、本殿があるのですが、通常の本殿とは異なり、
コンクリートブロック積みの建物の中に、大きな木が納められているものでした。
 ご案内いただいた神社の方のご説明やいただいたしおりの由緒書によると
昭和33(1958)年11月29日に御神示があり、
ここからずっと奥の甲府市黒平の山中にあったトチノキの巨木で、
中が洞になっているものがあり、これを切り降ろして、ここにお遷しし、
社殿を建立したとのことでありました。
 この神社の神様の依り代である霊木は、写真で皆様にご紹介したく思いましたので、
神社の方に撮影の可否をお尋ねしたところ、
「神様のおられる御霊木、ご覧になるだけで、写真は障りが・・・」
とのことでありました(もっともなことを聞いてしまったとも・・・)。
 写真の代わりに、しおりの一部を紹介させていただきますので、
ご想像くださるようお願いしますとともに、ご興味ご関心の方は
一度お参りをなさることをお勧めします。

   周囲十米余、外形の入口は女性の象徴を示し、内部は   空洞にて上部から長さ五米、周囲二米に近い男性の象徴   が目を見はる計りに垂れ下がっております。    男女が参詣して祈れば必ず結ばれ、子宝の欲しい夫婦   が揃って祈願すれば必ず授かると云う、霊験あらたかな   御霊木であります。