SSブログ

あるお堂 [地域の小さな歴史]

080527odou01.jpg

 昨日(5/27)、甲州市塩山上萩原の山入りの集落で、
あるお堂を見ることがありました。

080527odou02.jpg

 お堂のある集落を別な場所から眺めましたが、
突き出し屋根のある、独特な形式の古い民家がたくさん残っているところでした。

080527odou03.jpg

 このお堂、何というお堂なのか、わかりませんでしたが、
軒先にこの写真のような表示がありました。
「一木百観音像」という文化財がお祀りされているお堂のようです。

080527odou04.jpg

 お堂の周りは土壁で、漆喰が塗ってありまして、
茶色く変色していますが、そこにたくさんの落書きが残されていました。
こういうの、とても好きなので、じっくり楽しませてもらいました。
しばらく見ていると、落書きは、昭和40年代から
一部50年代にかけての頃のもののようでした。

080527odou05.jpg

 いちばん気に入ったのは、“エイトマン”
なかなか、上手に描けていて、心の中で、大きな拍手を送ってしまいました。

 ちなみに、このお堂に祀られてきた「一木百観音像」は
木食白道さんの作とのことで、いま、県立博物館で開催されている展示会に
出品されているそうです。
展示会の詳細や出品されているここの「一木百観音像」については、
次のURLの関係ページで確認できました。
 http://www.museum.pref.yamanashi.jp/5th_tenjiannai_symbol_013.htm


《補記:2024.4.17》画像リンクの再設定を行いました。