火の見ちゃん 17 [火の見櫓]
先日(5/30)、甲府市東下条町で見た風景です。
というか、魂胆は、ここでの火の見櫓についての話題提供ですが、
その前に、お空を見てください。
5月の後半頃から、このように曇りがちなことが多く、
“もう梅雨入りしたみたい”と思わせる日がありました。
この日もそうで、こんなコンディションの写真は使えないなぁ・・・と。
でも、もう一つ“梅雨”というキーワードをかぶせると何とかいける、です。
そんなわけで、・・・というのもヘンですが、
とにかく重要なのは、昨日(6/2)、関東甲信地方も
「梅雨入りしたもよう」との発表がなされたことです。
少し前までの“梅雨入り宣言”なのでありました。
さて、話題を火の見櫓に戻しまして、
もうお気付きでしょうか、この火の見櫓・・・。
これまた“三角”なんであります。
けっこう年代を経ていると見られますが、これまで何度も前を通っていたのに、
ちょっとも気付きませんでした。
高校時分、自転車でここを通学してたりもしたのに、それでも・・・。
レアものの三角火の見櫓を下から見上げたところです。
ほら、ちゃぁ~んと三角なのがわかるでしょ。
でも、この前の「火の見ちゃん16」やずっと前の「火の見ちゃん9」も
みんな三角でしたが、それぞれ個性があって、違うんですよ。
どこがというと、消防の方が火急の際に登って、火元確認や半鐘の打ち鳴らし
などの重要な任務を行う望楼部分の形式が違っているのです。
その辺をちょっと整理してみましょう。
〔観察日〕 〔お名前〕 〔望楼の平面形〕 〔屋根の平面形〕
2008.5.30 火の見ちゃん17 円形(外に出る) 六角形
2008.5.27 火の見ちゃん16 三角形(外に出る) 三角形
2008.1.19 火の見ちゃん9 三角形(外に出ない) 三角形
と、まあこんなぐあいです。
こうしてみると16と9は、櫓本体から望楼が外に出ているかどうかの違いだけですが、
三角の火の見ちゃんを見るだけでも、いろいろありますですね。