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オオムラサキセンターに行ってきましたぁ・・・ [博物館・展示会]

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 先日、北杜市オオムラサキセンターを見学しました。
さすがです、アプローチの右手にある花壇は、チョウの形をしていましたよ。

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 オオムラサキは、国蝶とされているタテハチョウ科の、やや大型のチョウです。
そのチョウを中心とした展示内容で、これまでも何度か訪問しましたが、
ここも何度訪れても楽しいので、また行っちゃいました。
 この日も、夏休み中ということもあって、平日にもかかわらず
親子連れで賑わっていました。
 この写真は、館の入口ですが、入口のまわりにも
オオムラサキがあしらわれています。

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 入口部分にオオムラサキがあしらわれているだけではなくて、
建物全体がチョウの形をしているようです。
エントランスに展示してあった建物の模型でそれがよくわかりました。

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 展示館の隣にあるオオムラサキの生態観察施設では、
ネットで覆われた中に、オオムラサキが暮らしていける環境が設けられていて、
卵から幼虫、蛹、羽化、成虫と、オオムラサキの一生が観察できるようになっています。

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 先ほどのは、クヌギ類の木の樹液がしみ出すところに、
オオムラサキが吸蜜管を差し込んでいるものでしたが、
観察遠路のところどころに、餌台が設けられていて、
そこにはこうした、皮をはいだバナナが置かれていました。
こうすれば、来館者が、じっくりオオムラサキさんを観察できるもんね。
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にらみんに行ってきましたぁ・・・ [博物館・展示会]

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 既に何度かお邪魔したことのある韮崎市歴史民俗資料館です。
県道茅野小淵沢韮崎線を走行中、そうだ、にらみんへ行こう!
と、車が勝手に向きを変えて、連れて行ってくれたのです。

 で、お昼少し前だったのですが、入口で記帳して、入館です。
無料で見学させてもらえるので、すいすいと2階に上がって、
じっくり見ていたのですが、どこからともなく、お昼になった気配が・・・
と思うまもなく、電気がぱちんぱちんと消えて・・・
ああ、節電ね、これくらいなら見られる見られる、とねばっていたら、
入口のドアが閉まり、施錠される音が・・・

あわてて、階段から転がり落ちるように入口に向かい、
すみません、だしてくださぁ~い、と。

 たったお一人でまもっておられている資料館。
係の方だってお昼をとらなければ・・・
そこのところをよく認識してないばかりに、迷惑をかけてしまいました。
反省です。

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 にらみんの楽しみは、展示室ばかりではありません。
館の背後の小高いところに、さらに魅力が・・・
一つはこの水車です。
かつては、どこでどんなふうに動き、何を碾いていたのか、ゆかしくおもいました。

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 さらにこちらの旧家の蔵座敷。
保存のためにこちらに移築されてきたようですが、
この地域のかつての繁栄の様子を具体的に知ることができるもの。
見学時は、お昼時だったので、どなたも見えませんでしたが、
建物の周りは、明らかに除草などの環境整備作業が続けられていたようです。
この暑いさなか、たいへんだなぁ~、ご苦労様です、と
横たわっている道具に声をかけて、そこを後にしました。


《訂正》
 本文中に「茅野小淵沢韮崎線」とあるのは、旧称であり、
先年の市町合併をうけて、現在は、「茅野北杜韮崎線」となっています。
このため、新しい名称に読み替えてご覧ください。
                          (2008.8.6記)
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西花輪の八幡さん(後編) [神社まいり]

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 中央市西花輪の八幡神社の本殿です。
このご本殿の建築は、明暦3年(1657)と伝えられ、
その後・修もなされながら今日に至っています。
昭和63年(1988)に旧田富町の文化財となり、
現在では、中央市の文化財として引き継がれています。

 ※中央市の指定文化財のリストは--->http://www.city.chuo.yamanashi.jp/kanko/bunkazai.php

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 そのご本殿の棟の飾りに注目してみました。
丸い囲みの中に、八幡神の八の字が図案化されているようですが、
よく見ると鳥が2羽向かい合っているようにも見えます。

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 そういえば、拝殿の棟の飾りも、同様に見えます。
いったいなぜ鳥なんでしょうか・・・。

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 日吉造りというのでしょうか、そんな屋根構造の正面の庇(階隠:はしがくし)の
軒を支える2つの柱を横方向の柱(貫:ぬき)で繋いでいますが、
そこにつけられた彫刻が3点、それぞれに意味ありげです。
その真ん中の彫刻は、よく見ると、これまた鳥なのです。
 それで、ネットで、わが国の神さまと動物の関係を説明しているネットを見たところ、
八幡神のお使いとして「鳩」がいたことがわかりました。
屋根の棟の「八」の字をかたどっていたのも、きっと鳩だと思います。

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 蛇足ですが、先ほどの貫は、たての柱を通り抜けていますが、
その左右の先端は、木鼻とよばれる形になっています。
 中世までの建築では、デザイン化されたシンプルな形になっていますが、
江戸時代の後期になると、象(あるいは獏)や獅子が非常に造形的に掘り出されます。
 で、ここの八幡さんのご本殿の場合は、過渡期の形で、
江戸時代前半と伝えられる建築年代では、こんなものなのかな・・・。
あるいはもう少し後か・・・(建築の素人がいろいろいってはいけませんね)。

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 それから、ちょっと気になるのがこれ。
棟の両端に、一般的には鬼瓦板という部材がつけられるようですが、
そこにとてもすごみのある鬼がつけられていました。
何と、りっぱな・・・、でも建築年代とあうのかしら・・・(同前)。

 いずれにしても興味深い、りっぱなお社でありました。

iモード この記事の前編はこちらから

iモード この記事の作成に当たり参考にさせていただいたWEBサイトをご案内します。
 サイト名:『神社お参りインフォメーション』  URL:  http://jinja.aiai7.net/  参考ページ:「神の使いの動物
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お別れの日に・・・ [悲しみの記憶]

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 今日(7/28)は、お世話になった先生をお送りする日となりました。
写真は、昨夕のものですが、甲府市の中心部で、あるイベントしており、
それが終了し、撤収作業をしようとする頃、たいへんな夕立があり、
カミナリも鳴り響き、とてもたいへんでしたが、
その頃、お通夜が内々で行われていました。
 今日、先生をお送りした後、思い出話をする時間がありましたが、
その時、昨晩のカミナリ、「きっと先生が怒っていらっしゃった・・・」とか、
「よく怒られたなぁ」とか・・・。
 そう、私も一度ひどくしかられたことを思い出しました。
先生がお元気な頃、いっしょにバス旅行をしたとき、
見学からバスに戻る時間ぴったりにバスに戻ったのですが、
「遅いじゃないか、みんな待っているんだよ」と。
とても厳格な方でありました。
(時間前行動は当たり前だよ!・・・でも、いまだにできてない・・・ごめんなさい)

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 先ほどの写真の街路灯のクローズアップです。
甲府市のメインストリートの街路灯にふさわしく、
山並みや富士山、そして武田菱が透かれた・・・
甲府市を強くイメージする意匠が用いられています。
 先生は、この甲府に住まわれて60年余、大きな貢献をなされ、
武田の歴史の掘り起こしや啓発にも尽力なさいました。
 これからも暗い雲に覆われたとき明るく照らす街路灯のように、
私たちをお守りいただきたいと思います。


[補記:画像データ・カテゴリ設定など再整備しました 2023.9.12]
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西花輪の八幡さん(前編) [神社まいり]

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 中央市西花輪の八幡神社です。

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 花崗岩で出来た石鳥居。その神号額です。

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 鳥居をくぐり抜けて進むと、左右に昭和初めの狛犬がまもり、
その先が拝殿です。

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 拝殿の背後、本殿の東側にある、末社の隅に、こんなのがありました。
これは、先ほど見た石鳥居の、より古い額だと思われます。
現在、建っているものは、大正ごろの花崗岩製の新造ですが、
その前は、多孔質の安山岩系の石で出来た鳥居だったようです。
歴史がころがっていた・・・
そんな感じでした。

iモード 後編のご案内・・・今回の記事の続きである「後編」はこちらから
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おつきさん? [月や宇宙・宇宙開発]

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 まんまるお月さん、雲の中・・・????

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 雲が薄くなったところで、再びパチリ。
あれあれ、ウサギさんの模様がありませんねぇ。
それに、まぶしすぎ~。なんか、暑い感じ~~~。

 これは、月ではなくて、暦の上の大暑を迎えた7月22日の太陽でした。
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梅雨明けを感じて・・・ [公園・史跡]

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 笛吹市御坂町尾山にある御坂ふるさと公園です。
今日は、やまなし地域も梅雨明けしたそうです。
これからは、暑い日が続きますね。
湖や池の畔で涼をとるのは、とてもエコではないかと・・・

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 ここは、甲府盆地がずっと見渡せる眺めの良いところ、
なので公園内にも傾斜がありまして、上の方から眺めるとこんな感じで、
園内を親水性の配慮された流れがあり、その先は溜池。
そして、ずっと向こう、盆地の向こうの縁に南アルプスが遠望できます。

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 今日から夏休みという感じで、梅雨明けも手伝って、こんな光景が見られました。
絶滅危惧種のカワガキが見られたのです。

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 まあカワガキといっても、まだ小さいので、周りで親たちが見守っています。
こうしたのも今日的で、ほんとにいい光景です。
こうした時間をたっぷり過ごした子は、バスジャックしたり、親を刺したりなんて
無縁なんだろうなぁ・・・・

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 川遊びだけでなく、芝生広場で、親子で野球の練習だってありましたよ。
とても良い気分で過ごせた梅雨明けの日の午後でした。
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にしざわおおはし [橋と川の文化誌]

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 山梨市三富川浦にある西沢大橋を訪ねました。
(今回のは、“続きを読む”昨日も使わずに、長くなりますがお許しください)

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 この橋は、一般国道140号の雁坂トンネル(有料)の整備・
供用開始にあわせて建設されたもので、雁坂トンネル側と川浦集落側とを
4分の3周くらいの円弧を描いて結びます。
川浦側の欄干親柱の一つに「平成8年3月竣工」の文字が見られました。

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 さらに、橋の中央寄りに歩を進めました。

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 その部分で、下流側を見たところです。
遠くに広瀬湖の湖面が光って見えました。

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 それから橋の、川の流れの真上辺りから、直下をのぞき込んでみました。
川の急な流れを調整するいくつかの堰堤が設けられていますが、
そこに見られる深みの透明感のある、まさに水の色、
見ているだけで涼しくなるものがありました。

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 さて、この橋ですが、とても大きくて、しかも
ぐるっとループ状になっているので、全体を把握するのは難しいです。
近くにある道の駅に、地図模型がありましたので写真に撮り、
その一部、西沢大橋のある辺りを切り取ってみました。
橋を渡るというよりは、谷間の空間を使って、大きなループで
標高差を緩やかにつないでいる橋なのです。

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 まだまだ続きがあります。
例によって、橋の下から観察しました。
とても雄大な構造です。

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 こんな構造物を作り上げてしまう・・・。
人の力は、すごいなぁ・・・。

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 橋の下をくぐり抜けて、雁坂トンネル側の橋のたもとに出ることが出来ます。
雁坂峠側から見た西沢大橋の渡り始め部分です。

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 で、また片側につけられている歩道をつたって、流れの真上辺りに進みました。
そこから下流側を見たものです。

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 反対方向に目をやると、西沢大橋に来たばかりのころは見えていた鶏冠山、
すっかり雨雲に包まれてしまいました。
その辺りは、笛吹川の源流域。
そして、あのずっと向こうは彩の国埼玉の秩父地域になるのですね。
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西沢渓谷入口にて [おおっ!]

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 今日は、お休みでしたので、西沢渓谷の入口まで足を伸ばしました。
いくつか話題がありましたが、まずは・・・

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 こんにちは・・・! っと。
えっ、あんたはだれだって?

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 西沢渓谷入口をまもるきつねでござる。
名前は、だって? えーと、何だっけ?

 今晩のNHK-TVで、いわゆる“ゆるキャラ”というのをやってたけど、
ひょっとしたら、「ご当地ゆるキャラ」かも・・・。

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 さて、次の話題はこれです。
近くのおみやげ屋さんの倉庫の脇にありました。
“おやなぎさん”の輪っかですね。
いまは、屋根の上でなく、こんな所在なげな感じが多いですね。

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 橋から目一杯、乗り出して撮りましたよ。
笛吹川の流れです。
橋というのは、西沢大橋。その詳細は、次の記事で・・・。
ここの辺りでは、笛吹川の旧称、子酉川(ネトリ-ガワ)という表記もたまに見られます。

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 少し下ると広瀬ダムとそのダム湖の広瀬湖があります。
 そうそう、今日、広瀬湖で、防災ヘリの救助訓練を目にしました。
その詳細は、「やまなしの青空」という別ブロで・・・。
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火の見ちゃん 21 [火の見櫓]

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 永泰寺さんの東側にそびえる火の見櫓です。

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 すぐ下から見上げました。

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 そして上部です。
防災無線のアンテナが目立ちます。

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 この火の見櫓で、一番重要なのは、このプレートかな。
鉄板に鏨で、建設に関わった関係者のお名前とともに、
真ん中に、「昭和三十八年十一月十日 建立」とある点です。
年代が確かにわかる基準資料になりそうです。
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