はたらくのりもの [消防防災の巻]
自衛隊(陸自?)の大型ヘリコプターCH-47Jのようです。
28日より続いている甲府市東部の山林火災の消火活動に、
汗を流していただいています。
今日は大晦日、山火事の年越しなんてまっぴらですし、
昨晩から一段と人家のある方向に火の手が進んできているので、
それをシャットアウトするという使命を帯びています。
ヘリが吊り下げている赤いバケットには、
甲府市北部にあるダム湖などから汲み上げてくる水が入っていて、
火災現場の上空で、このように、ワッと撒いて、火を消すお仕事をしてくれていました。
懸命の消火活動は、地上でも展開されているようでしたが、
そらからの活動も、複数の大型ヘリ(確認しただけも5機はいました)により、
ひっきりなしの散水で、夕方までに、相当火勢が鎮まりました。
少しでも早い鎮火を、あらためて祈りたいと思います。
鉄塔見てた大晦日の午後 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]
今日は、大晦日。
月並みな表現ですが、泣いても笑っても今日一日限りで2008年は終了となります。
大掃除も飽きてしまって、午後、外に出ることに・・・。
送電線でも見ようかと・・・。
やってきたのは、甲府市増坪町の濁川の畔です。
最初にご覧いただくのは、御坂線74号鉄塔で、
その先に、さらに若い番号の鉄塔がずうっと、
見える範囲で40号くらいまで続いていきます。
さらにその先を望遠して見ました。
御坂線の一桁台の鉄塔が御坂山地を越えていくのがかすかに確認できます。
その先、画面の左手の山の向こうには、新山梨変電所が存在します。
今度は反対側、南アルプスの白根三山をバックに、
御坂線75号鉄塔(右手、一番手前)から、76・77・78・・・と続き、
その先、山梨変電所に至るまでのルートが見渡せました。
同じ場所から、北東側に目をやると、玉諸線13号鉄塔も見られます。
そして・・・。
その玉諸線13号鉄塔の、ずっと向こうの山を見ると・・・。
そうです、このところ燃え続けている山火事の現場なのでありました。
たいへんな規模の山林火災となったようです。
この写真、オリジナルの2256ピクセル幅の画像を280ピクセルまで縮めているので、
たいへんわかりにくくて申し訳ありませんが、
山林の裾を縫うように上がっていく道路の、そこここに、赤い点々、
すなわちたくさんの消防自動車が詰めているのがわかります。
自衛隊の大型ヘリをはじめ、多くの関係者のご尽力で、夕方までには
火勢は相当弱まり、何とか落ち着いた年越しが出来るみたいになっているようです。
今夜もまだ燃えてます・・・ [消防防災の巻]
昨日取り上げた大蔵経寺山の山火事、ですが、
今日も日中、ヘリなどによる消火活動が展開されたようですが、
おさまるところを知らず、夜になっても、遠くからでもはっきりと炎が見えます。
時折高く炎が舞い上がります。
鎮火するまでは、まだ時間がかかるのでしょうか。
雨でも降らないとダメなのでしょうか。
明日は大晦日。
山火事の年越しなんて、願い下げですよね。
あらためて早期の鎮火を祈りたいと思います。
《追記》画像データの再構成を行いました。2018年1月4日
空からの消火活動 [消防防災の巻]
甲府市と笛吹市の境にある大蔵経寺山で、昨日の午後に発生した山火事は、
一夜明けた今日もくすぶり続けていました。
午後4時頃に、現場のようすを、甲府市小曲町の濁川右岸堤防の上から、
遠巻きに見ました。
歳末の大掃除の途中で買い物に出たついでに消火活動のようすを望遠したのです。
大きな山火事の消火活動には、ヘリコプターの投入が不可欠なようで、
朝からヘリの飛び交う音が耳に入ってきましたが、
実際に消火に当たっているようすを見ることが出来ました。
直前の、散水開始の写真から4秒後です。
さらに2秒後。
そしてまた2秒後。
トータルで約8秒間くらい。それが一度の散水。
それでも、空から水をまいた後は、煙の量が少し抑えられるような・・・。
山火事の消火のために出動要請を受けた自衛隊のヘリのようですが、
水を入れる赤いバケットは、散水後は軽くなるため、
ヘリの進行方向に対し後になびいています。
どこまで水を汲みに行くのでしょうか。
散水を終了してから約2分ですが、給水をする目的地はまだまだ先のようです。
約8秒間の散水のために要する往復の時間はどれくらいなのか分かりませんが、
たいへんなことであることは確かです。
関係者のご苦労に頭が下がります。
次のヘリが水を満たしたバケットをつるしてやってきました。
水を汲んで現場に向かうヘリがつるすバケットは、重さがあるためなびいてはいません。
先ほどのヘリの散水終了時から、およそ8分後、次のヘリが現着しました。
そしてまた、その4分後、次の散水が始まりました。
沈み行く夕日を受けて窓の部分が光り輝いています。
買い物を終え、自宅に戻って、山火事の現場の方向が見える2階の窓から、
夜のとばりが下りた大蔵経寺山を見ると、まだ赤い炎が
点々と山肌を焦がしているのが確認できました。
10数キロの距離をおいて、なおこんな具合ですので、
近くの方はさぞご心配でしかたないのでは、と拝察いたします。
少しでも早く鎮火してくれることを祈るばかりですが、
それにしても、このところずっと雨はなく、乾燥が進んでいるので不安です。
そうだったのか・・・ [川と橋の文化誌]
甲府盆地の南縁をほぼ東西に走る国道140号が、
市川三郷町上野地内で、新押出川橋により、
御坂山地の桜峠より流れ出る押出川を渡るところ、その東詰に、
ポケットパーキングエリアがあります。
ここは、バードウォッチングに適している場所で、
春は揚げヒバリ、冬には、猛禽類などが観察できます。
以前から、その存在は知っていて、何度か訪れていて、
今回紹介する写真のオブジェの存在も承知していたのですが、
それが何であるかは、気にもとめなかったのです。
それがこのほど、あらためて「それが何であるか」気がついたのです。
というのも、何の説明もないので、何か変わったアート作品だと、
それにしては、あんまり惹きつけられるものではないなあ・・・と。
なので、それに気付いたときは、ちょっと、感動ものでした。
オブジェの上部につけられていたもの、それは、
橋梁につけられている鋳造のプレートなのでありました。
陽刻されている内容を書き起こすと
昭和26年3月竣功
山 梨 縣
二 等 橋
制作 株・横河橋梁製作所
内容的に見て、道路示方書の基準を示すプレートだと思いますが、
この頃のものには、橋の名称は書き込まれなかったようです。
いったいどこの橋のプレートだったのか、新たな疑問です。
その疑問は、このオブジェの一番下、台座のような部分に、
こんな写真を焼き付けたプレートが埋め込まれていたことにより、氷解しました。
この写真についても、特に説明もないみたいでしたが、
重要な手がかりなので、さらにクローズアップしてみます。
3連のトラス橋。その脇に新しい、まだ未供用の桁橋が映っています。
この新しい方の橋は、確かに桃林橋です。
ということは、
1)航空写真は、いまは撤去された桃林橋の旧橋と、現橋が
同時存在していたときのもの
2)プレートは、一部3連トラスだった旧桃林橋のもの
3)オブジェの真ん中の鉄製物体は、橋台とトラス橋の桁の間に介在した部品
という理解でいいのではないか。
このオブジェから上流側を見ると、遠くに新しくなった桃林橋が見えます。
そしてかつてのトラス橋だったころを偲ばせるてくれるのが、
このオブジェなのでありました。
それにしても、いくらかでも、そうした説明があれば、もっと活きるのに・・・。
えっ、トラスのお化けが写り込んでいるじゃないか??? ですって。
あぁ、それは、桃林橋の向こう側に存在する、JR身延線の富士川橋梁なんですよ、
旧桃林橋のお化けではありません。あしからず。
《追記》画像データの再構成など、部分修正を行いました。2018年1月4日
なお、記事の後半のまとめの部分で 3)橋台とトラス橋の桁の間に介在した部品
としたものは、橋梁の専門用語で「支承(ししょう)」と呼ばれるものだということ
を補足します。
街角で拾ったデコですが・・・ [エートマンの日記]
宗教の問題と言うよりは、国民的年中行事でしょうかね。
街角で拾ったクリスマスのデコレーションで、
雰囲気を漂わせました。
(この画像に37KBも使ってしまった.トホホ・・・)
しばむね [これ なあにっ?]
青空に、秋草が生えています。
よく見ると小松も混じっているようです。
どこにでもある風景・・・? いえいえ、そうではありません。
草が生えている場所が問題なのです。
では、少し角度を変えて見てみましょう。
茅葺きの屋根の棟に、それらの草などは、生えていたのです。
昔の民家には、よくこういう光景があったそうです。
屋根の棟に、野芝の生えた土を乗せ、茅葺きの屋根棟を落ち着かせたのだそうです。
春になると、草々が繁茂し、秋になると、ここでみたような景色になるようです。
こうしたやり方を「芝棟」というのだそうですが、素人目には
そんなんで屋根が傷まないだろうか、心配に思ってしまいます。
実際、高温多湿な地域だと、屋根を腐らせてしまうようで、
比較的冷涼で乾燥気味な地域によく見られたものだそうです。
今回の事例は、富士河口湖町西湖の野鳥の森公園で見られた
復元民家の芝棟でありました。
屋根の北面には、昨日の降雪がまだ残っていました。
(訂正2012.7.22)
ながらく「むねしば」としてきましたが、本日「しばむね」に訂正します。
なお、関連の記事、ご参照ください・・・こちらから。
この場合の“伝統文化”とは・・・ [あったとさ]
昨日の午後から、一泊二日の伝統文化に関するツアーミーティングは、
無事に終了しました。
写真は、帰りがけに、バスの車中から見た富士山です。
あやしい雲がかかってちょっとすてきでした。
さて、どんな伝統文化に関するミーティングだったか、
それは、トップシークレットでありました。
残念ながらお伝えできません。
そう、きっとそんなにもったいを付けることではないのですが、
そんなことで、仲間内の結束みたいなものが続くものなんだ、
という程度に受け止めてください。
たくさんの・・・ [エートマンの日記]
久々にゆったりとしたOFFの日を迎えました。
午前にわずかな時間でしたが、近くの笛吹川の畔に、
師走の日を浴びに出かけました。
そこは、いくつもの背割り堤が並び、笛吹川に流れ込む支流が
集まっているところで、そのうちの1つの小河川(名称が確認できません)の水面に
日の光がきらきらと輝いて映り、たくさんの太陽が出ているみたいでした。
今日は、午後から、「山梨伝統文化研究会」というグループの
ツアーミーティングがあり、バスに乗って、伊豆方面に、
伝統文化の“研修”の旅に出ます。
一段と大きな・・・ [月や宇宙・宇宙開発]
19時50分に撮影した、まん丸お月様です。
暦の上での「満月」は、明13日だそうですが、
この撮影時点で、月齢は、14.75。
満月といってもよい状態でした。
後で聞いた話ですが、今年いちばんに接近した月なんだそうです。
いつも使っている280ピクセルの画像サイズに
いっぱいいっぱいの大きさとなりました。