西保・中村上公民館前の道祖神祭 [まつり・行事]
前の記事を受けた内容となります。
西源寺さんから東側、遠くに小田野山が見え、
手前には、左手に火の見櫓が見えます。
火の見櫓のある場所は、たいてい集落の真ん中どこら・・・。
そして、右手の方をじっくりご覧ください。
カラフルな道祖神祭りの飾りが立てられているのが目にとまりました。
もう少し接近してみたところ、そこは「中村上公民館」と表札がかかった
地域の公民館の前庭のような場所でした。
もちろん集落の中の縦横の道路が交差する辻でもありました。
こうした集落の中の位置で道祖神祭が行われるのだな、と思いました。
さて、その後、おどろきの新事実が・・・。
いっぱんに「おやなぎさん」とかいわれる道祖神祭の飾りですが、
その上の方を見上げて見ました。
もうお気付きでしょうか。
色紙を切ってつくった飾りに混ざって、変わったものが吊り下げられています。
というか、吊り下げられているものは、お風呂で使うプラスチック製品や、
ちりとり、ハンガーなどの雑貨で、それ自体変わったものではないのですが、
その状況が、エート・マンの心を打ちました。
「おやなぎさん」の下の方を見ても、ありましたよ。
お風呂で使う長靴やら何やら・・・。
いったいどうして、そのような日用雑貨がつるしてあるのでしょうか。
大きなナゾです。
道祖神祭は、伝統的な行事のはず・・・。
でもそこにあるものは、最近の日用雑貨。
昔からそうしたものがあったとは思えません。
道祖神祭のスタイル自体、地域ごと、集落ごとにかなりバラエティがあるもですが、
どこでもこんなのあるのでしょうか。それともここだけ?
こんど誰かに聞いてみなければ・・・。
最後に、山梨市牧丘町西保の中村上公民館前の道祖神祭の飾りの
全体像をもう一度ご覧ください。