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JR笹子駅周辺点描 [送電線と鉄塔&発電所・変電所]

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 先日、JR中央本線の笹子駅に立ち寄ることがありました。
ここにも、いろいろと見るべきものが多く、
わずかな時間でしたが、まったりとした時がもてました。

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 笹子駅前に立つと、まず目をひくのは、この背高のっぽの石碑です。
碑の表面には、「笹子隧道紀念碑」と大書されています。
その左わきには「陸軍大将伯爵桂太郎書」とあります。
 この石碑のかたわらに、次のような内容の
説明プレートが設置されていました。

     笹子隧道記念碑建設の由来
   笹子隧道は明治29年(1896年)10月
  に着工し、明治35年(1902年)11月に完
  成した。全長4,656mは、当時東洋一
  の鉄道トンネルとして注目された。
  また、峻岨を貫く大工事は、当時の技法
  からも驚嘆の的であった。就中、山梨県
  の交易の変革を遂げる第一歩としての
  意義は大なるものであった。
   この度、記念碑が舞鶴公園より笹子
  駅前に移転することとなり、昔日を回顧
  しつつこの一文を記す
        平成5年(1993年)6月29日
           大月市長 秋山重友


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 笹子駅のすぐ北側、国道20号の、中央線高架下付近では、
道路の改良工事がおこなわれていました。
具体的には、いたんだ舗装のやり直しです。
重要な幹線道路なので、それはそれでとても意義のあること、
ちょっと片側通行で、わずかな時間待たされましたけど。
 しかし、いったん車を降りて、ここを通行しようとして、
何と今の道路は、車に手厚くて、人にやさしくないか・・・。
ガード下の歩道は、前夜の雨の結果、大きな水たまりが出ていたのです。
もう少し手前に、排水ができる桝があるようでしたが、
歩道の施工がよくないためか、水は、その桝に流れきることなく、
たまっているのです。
しかたなく、改良の進む車道を横目に、水の中をバシャバシャと・・・。

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 ガードをくぐって、数十メートル、甲府方面に歩くと、
こんなバス停がありました。
おや、変電所があるんだ、へー。

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 ありましたよ、変電所。国道20号の南側の道路わきに。
変電所のゲートのところに、「東日本旅客鉄道株式会社/笹子変電所」
という表札がありました。
 JR中央線の電車を走らせるための電力を供給する
JR専用の変電所の1つでありました。

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 ふたたび駅前にもどり、観光案内版を見ました。
周辺には、首都圏の中高年者に人気のハイキングコースがいっぱいです。
お山の上に登って、あたりが開け、富士山がきれいに・・・。
いいところだらけだなぁ・・・。
 日曜の夕方、とある民放TVでやってる大喜利の中で、
しばしば、この大月と秩父の田舎比べみたいな場面が笑いを取っているけど
実際の大月は、すんごい、いいところなんだぁー。
まだ笹子駅の周りしか見てないけど・・・。
 そう、現在地からずっと西の山中には、東山梨変電所の表示も認められます。
うーん、急に西群馬幹線、見たくなってしまいました。

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 そんなこと思っていると、急に貨物列車の近づく大きな音が・・・。
振り返ると、まさにEH-200が引っ張る下りが通過していくところでありました。6号機でした。 

食卓に咲いたウメ一輪 [はないちもんめ]

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 この1月13日に、野山歩きをして、
ウメの花が咲いているのを見てきたのですが(そのときのことは--->こちらで)、
その時、梅畑の隅にうずたかく、ウメの木の剪定した枝が積まれていましたので、
そのうちの一部を折り取って、もらって帰って、花瓶にさし、
食卓において、毎日ながめて暮らしました。
はじめのうちは、こんなの咲くのかな・・・という感じでしたが、
徐々に芽が膨らんできて、日ごとに大きくなっていく生命力に感心していました。
そして、今朝、ご覧のとおり・・・。
一輪だけですが、見事に花を開かせてくれました。
す、すごい、じゃん。