はちまんだいじんしゃ(前記事の続き) [神社まいり]
前の記事の続きです。
山梨市下神内川の八幡大神社、境内南側の正面を、
西寄りから見ています。
真ん前に進み、改めて境内正面を拝しました。
「八幡大神社」の石の標柱が立派です。
そのやや奥、木製の両部鳥居、風格があります。
そして、鳥居の向こう、左手の奥に、例の土俵が見えます。
この記事の最初の写真の右端に写っている
神社の由緒が書かれた説明版です。
とくに前半の部分が重要なので拡大してみます。
鎮座地、御祭神、由緒、祭典日、境内社・・・と項目が続く中で、
「由緒」の部分の末尾の2行に注目してみましょう。
曰く、
江戸時代末頃、下神内川の相撲取、小雀の故事に 因んで現在でも奉納相撲が行われている
ということでありました。
あの、砂山じゃないかとビックリした(ドヒョっと)
境内の土俵は、そうした由緒に基づくものだったのですね。
この八幡さんの境内を観察して気付いた話題をもう一つ。
木陰になっているため、写真ではわかりにくいですが、
土俵の近くに、門のような建物があったことを物語る礎石が並んでいました。
神社の門だとしたら、通常、神門といわれるものですが、
礎石だけになってしまったのは、いつのことか、ちょっと寂しく思われました。
そういえば拝殿の西側の壁面に、建築部材が積み上げられていたのですが、
それは、ひょっとすると、神門の建築材だったのかしら・・・。
まだまだ興味の尽きない下神内川の八幡大神社のお話は、これにて・・・。