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火の見ちゃん31 [火の見櫓]

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 県道31号・白井甲州線と県道303号・市之蔵山梨線の交差点の近くに、
立派な火の見櫓があります。
高さも高いのですが、全体的にどっしりしていて、とても風格があります。

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 その風格は、望楼の平面形が八角形という、
あまり例のないものになっているところにあるのかな、
と思われます。
ただし、屋根は、四角形です。

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 中段と上段の2つの望楼がともに八角形をしています。
それから、望楼に昇る梯子が、櫓の外から(この写真で左側から)
取り付いているのも、どっしり見えるのに結びついていると思われます。

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 そんな立派な火の見ちゃんを、大変失礼ながら、
下からのぞかせていただきました。
正八角形の望楼平面がよくわかりますね。

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 この火の見櫓の隣に、消防機材庫があり、そこには「一宮町消防団市之蔵部」
という表示がありました。
現在は、笛吹市消防団の傘下の市之蔵地区の団員が管理されていると見られます。
この火の見櫓には、建設年代を知る手がかりは、確かめられませんでした。
消防機材庫の方には、昭和50年12月の年号があるプレートが見られました。
火の見櫓の方は、どうなのでしょうか。
地元の方におたずねすると、わかるのでしょうね、きっと・・・。